【栄養士が紹介】生後6ヶ月から安心&赤ちゃんが喜ぶケーキレシピとおすすめケーキ
更新日:
赤ちゃんが生まれるとイベントがたくさん待っています!
ハーフバースデーや誕生日、クリスマスなどには、「赤ちゃんにもケーキを食べさせても大丈夫かな」と心配される親御さんも多いのではないでしょうか?
赤ちゃんにぴったりのケーキがみつかれば、よりイベントが楽しくなりますよ。筆者は栄養士の資格を持ち、現在保育園で給食を作っています。
赤ちゃんも安心して食べられるアイデアレシピや好き嫌いがある赤ちゃんへの対処法、話題のスマッシュケーキについてもご紹介します。
Table of Contents
市販のケーキは赤ちゃんに負担が大きい?
誕生日ケーキやクリスマスには、市販のケーキを用意するご家庭も多いでしょう。
しかしケーキに使われている生クリームやスポンジには、たくさんの糖分や油分が含まれており、赤ちゃんの体に負担がかかる可能性があります。
具体的に『離乳食基本知識と進め方ー与えてはいけない食品一覧』を参考にご説明します。
- 赤ちゃんに市販のケーキをあげない方がいい理由
- 市販のケーキは3歳以降が望ましい
赤ちゃんに市販のケーキをあげない方がいい理由
市販のケーキは糖分や油分が多く、幼児期(1歳~1歳半頃から)以降が推奨されています。しかし材料となるバターや牛乳は、離乳食時期でも少量なら摂取可能です。
月齢と離乳食の進み具合を目安に、具体的な下記理由を確認していきましょう。
- 生クリームやバターで糖分や油分が多い
- 添加物が入っている
- 味覚や乳歯にも影響する
生クリームやバターで糖分や油分が多い
生クリームやバターは糖分・油分が多いため、赤ちゃんにたくさん与えることは避けた方が無難です。
油を摂取してもよいとされる離乳食時期(9ヶ月~)の赤ちゃんでも、小さじ1杯が目安となっています。
市販の生クリームを摂取目安量以上に食べさせると、うまく分解されず消化不良になり下痢や腹痛などの症状を引き起こしてしまう可能性があります。
添加物が入っている
市販のケーキには、添加物が入っています。賞味期限を保つ目的で用いられ、合成甘味料や着色料、酸化防止剤などを含んでいます。
厚生労働省の指導により、「添加物は安全性を考慮されたもののみが使用できる」とされていますが、免疫機能が弱い赤ちゃんが添加物を多く取り続けるとアレルギー症状などを引き起こす可能性もあるため、控えた方が良いでしょう。
味覚や乳歯にも影響する
市販のケーキは、味覚や乳歯に影響を及ぼすことがあります。市販のケーキは、甘味が強いため、虫歯のリスクを高めてしまうのです。
とくに離乳食時期は、赤ちゃんに歯が生えてくる時期。母乳やミルクもほんのり甘いので砂糖も量を程々にして与えれば問題ありませんが、赤ちゃんは甘いものが大好き。
月齢が低いころから甘いものを頻繁に与えると、味覚が麻痺し「甘いもの」でなければ満足しなくなることも。
また小さな頃から痛みを伴う歯科治療をすると、赤ちゃんは歯科に対して恐怖心を抱くことがあるため、歯科受診は「健診目的」に留めておきたいところです。
市販のケーキは3歳以降が望ましい
上記した免疫力や味覚の発達、アレルギーや虫歯のリスクなどを考えると赤ちゃんに市販のケーキは早いことがご理解頂けたと思います。
市販のケーキを食べるのに、「何歳から」という定めはありませんが、消化機能を考えると幼児期(1歳~1歳半頃から)以降、できれば3歳以降が望ましいでしょう。
チョコレートは控えて!
市販のケーキを購入する際には、チョコレートが使われていないかチェックしましょう。チョコレートはカフェインに似た「覚醒効果」があり、依存性が高い食材です。
筆者が勤務する保育園には「チョコレートが大好き!」という園児がいますが、「定期的に虫歯治療をしている」と言っていました。
依存度が高いため、何度も口にして虫歯になるという悪循環を作ってしまいます。
はちみつ・黒砂糖はNG食材!
1歳未満の赤ちゃんにとって、はちみつ・黒砂糖はNG食材です。両者ともに、乳児ボツリヌス症の原因となるボツリヌス菌が含まれています。
1歳未満の赤ちゃんは十分な腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が発育・増殖しやすい状況です。乳児ボツリヌス症は、1986年より36例の報告があり、死亡例も確認されています。
市販のケーキのほか、パンやジュース等の原材料に、はちみつが使用されていることもあるため、十分に確認しましょう。
赤ちゃんにも安心な市販ケーキが買えるケーキ屋さん6選
市販のケーキの中でも、添加物やアレルギーを起こしやすい食材をできるだけ控えているものや、油分や糖分を抑えて作られているものがあります。
「忙しくてケーキを作る暇がない!」という親御さんにおすすめなお店をご紹介します。
- シャトレーゼ
アレルギー対応のケーキがあり、乳・たまご・小麦粉不使用で、コスパの良い市販ケーキがあります。
- Cake.jp
乳幼児向けのケーキもおしゃれで種類が豊富と評判のケーキ通販のお店。ケーキはアレルギー対応のものもあり、ファーストバースデーケーキや乳児向けのケーキが揃っています。プリントケーキにも対応しています。
- 銀座コージーコーナー
こちらもお馴染みのケーキ屋さんですが、アレルギー対応のケーキがあります。
- イトーヨーカドー
こちらもアレルギー対応のケーキがあり、たまご・乳製品を使っていないので赤ちゃんにおすすめです。事前予約が必要です。
- ギフトパーク
フレッシュなフルーツを使ったもので、見た目もかわいいケーキ。フルーツなら生後6ヶ月~1歳前後から食べられるものも多いのでおすすめです。
- タカキヘルスケアフーズ
たまご・乳製品不使用のケーキを国内の安全な工場で製造しています。
【月齢ごと】赤ちゃんにも安心な簡単手作りケーキ
市販のケーキではなく、愛情を込めた手作りケーキを作りたいという親御さんも多いのではないでしょうか。
手作りケーキなら、離乳食初期の6ヶ月から食べられるものがあります。月齢に応じて安心して食べられるケーキレシピをご紹介します。
- 離乳食初期(5~6ヶ月)
- 離乳食中期(7~8ヶ月)
- 離乳食後期(9~11ヶ月)
- 完了期(1歳~1歳6ヶ月)
離乳食初期(5~6ヶ月)
離乳食初期は、お粥や野菜を小さじ1杯から少しずつ増やし、食材の種類や量を増やしていきます。まだまだ食べられるものが限られるので、ハーフバースデーではお粥や野菜を使います。
ドロドロの形状なので冷凍することで、ハートや丸など思い通りの形にアレンジできますよ。
- にんじんペースト
- ほうれん草ペースト
- おかゆ適量
- 型にペーストを好みの順番に入れる。
- 冷凍庫で冷やす。
手間が少なくとっても簡単です。ペーストでメッセージを書いてもいいですね!
離乳食中期(7~8ヶ月)|ケーキ風ゼリー
離乳食にも慣れてきたもぐもぐ期。食材はペースト状からみじん切り程度に変えていくタイミングで、お粥も五分粥くらいの硬さで良いでしょう。
- いちご
- いちごを細かく切る。
- 熱を加えてジャム状にする。
この時期の赤ちゃんには、食べやすくて美味しいケーキ風ゼリーがおすすめ。いちごを細かく切りジャム状にすることで、離乳食中期でも食べられますよ!
離乳食後期(9~11ヶ月)|いちごサンタ
カミカミ期になり歯茎で噛めるくらいの硬さが食べられるようになり、食材の幅が広がる時期です。スポンジを使わずイチゴとクリームだけで作るケーキがおすすめです。
- いちご:3粒(大粒)
- 豆乳クリーム:適量
- チョコスプレー:適量
- いちごのヘタをとり、洗って1/3くらいに横に切ります。(帽子と胴体)
- 胴体の上に豆乳クリームをしぼり、帽子の部分を被せその上にもクリームをしぼります。
- 目はチョコスプレーでくっつけて完成です。
こちらはクリスマスにサンタさんをイメージして作ったケーキですが、保育園で好評でした。離乳食後期の子供達にも喜んで食べてもらったので、ぜひ参考にしてみてください!
完了期(1歳~1歳6ヶ月)|1歳の誕生日ケーキ
ほぼ大人と同じくらいの硬さが食べられるようになります。個人差があるため、その子にあった大きさにカットしましょう。
- 食パン:厚切り1枚
- 水切りヨーグルト:適量
- キウイ・オレンジ:適量
- 食パンはコップで型をとり、その周りに水切りヨーグルトを塗る。
- デコレーション後、カットしたフルーツをのせて完成。
ひと手間かけてケーキを簡単に作りたいママに
ひと手間かけて、「自分の記憶にも残るケーキを作りたい」というママには、以下の方法がおすすめです。参考にして、ぜひお子さんのイベントを盛り上げてください。
- ホットケーキミックスを使用する
- 食パンをデコレートする
- 簡単手作りキットもおすすめ
ホットケーキミックスを使用する
「簡単に、美味しい、手作りケーキを作りたい」ホットケーキミックスは、そんな欲張りな希望を叶えてくれます。お子さんが喜ぶレシピをご紹介します。
- ホットケーキミックス:150g
- 豆乳:150ml
- オリーブオイル:5g
- 生クリーム(豆乳):お好みで
- いちご:お好みで
- 冷凍ミックスベリー:お好みで
- ホットケーキを説明書に従って焼く。
- 出来上がったホットケーキの上に好きなフルーツやクリームをトッピングする。
アレルギーになりやすい卵や牛乳を控えた、とても簡単なレシピです。
- ホットケーキミックス:200g
- 豆乳:80ml
- 無塩バター:50g
- きび砂糖:50g
- かぼちゃ:150g
- かぼちゃは小さく切り、電子レンジで温め皮をはがして熱いうちに潰す。
- かぼちゃにバターと砂糖を入れ混ぜ合わせ、数回に分けてホットケーキミックスを入れ、さっくりと混ぜる。
- 全体的に混ざったら豆乳も数回に分けて入れながら混ぜる。
- 型に混ぜた生地を入れ、200°のオーブンで20分焼いて完成。
こちらは保育園でも子どもたちに大人気で、かぼちゃを入れることによって自然な甘さが美味しいおすすめレシピです。切り分けて好きなフルーツやソースをトッピングすると、色鮮やかで綺麗ですよね!
食パンをデコレートする
ふわふわとした食パンは赤ちゃんにも食べやすい食材です!簡単にコップで型抜きもでき、食べやすい形にできるので、バリエーションの幅が広がりますよね!
- 食パン:2枚(コップで型取り)
- プレーンヨーグルト:100g
- フルーツ:お好みで
- 型取った食パンに水切りヨーグルトを塗る。
- 上にフルーツを乗せて完成。
甘みを加える際は手作りフルーツジャムをトッピングするのがおすすめです。
- 食パン:2枚
- 水切りヨーグルト:100g
- キウイ:お好みの量
- オレンジ:お好みの量
- もも:お好みの量
- 食パンの耳は切り落とし、水切りヨーグルトを塗る。
- カットしたフルーツを乗せ、その上に水切りヨーグルトを塗り、食パンをもう一枚重ねてサンドする。
- 斜めに切ればフルーツサンドの完成。
フルーツサンドは見た目も可愛らしく、食べやすいのでおすすめです。水切りヨーグルトは、豆乳クリームでも代用可能なので、お子さんの好みに合わせて作ってくださいね。
簡単手作りキットもおすすめ!
0からケーキを作るのは大変ですが、市販の手作りキットなら簡単にケーキが完成します。
なかでもおすすめは、ピジョンの「1歳からのレンジでケーキセット」。簡単に本格的なケーキが作れます。
着色料、保存料不使用で赤ちゃんにも優しく、ケーキの型までついているので便利です。スポンジケーキはレンジで1分30秒チンするだけ。1歳の誕生日ケーキにいかがでしょう。
好き嫌いが多い赤ちゃんの対応法
離乳食をはじめると、好き嫌いが出始める子もいます。筆者の子もその1人でした。ケーキなど甘い物が大好きな子が多いですが、なかには甘い物が嫌いな子もいますよね。筆者の子はチョコレートが苦手です。
せっかく手作りするならお子さんが喜んでくれるケーキを、作ってあげたいですよね。見た目にもおいしい、代用アイディアを3つご紹介します。
- 食べ慣れたヨーグルトでクリームを再現する
- スポンジが苦手な赤ちゃんには卵を使わないケーキがおすすめ
- 甘いのが嫌い!スイーツにこだわらないアイディアケーキ
食べ慣れたヨーグルトでクリームを再現する
生クリームの代用品として有名なのは、水切りヨーグルトです。離乳食時期から食べられるヨーグルトは、生クリームより油分も控えめでさっぱりしています。
ここでは加糖のヨーグルトではなく、プレーンヨーグルトを使用することをおすすめします。
- 水切りヨーグルト:200g
- ゼラチン:1g
- カットフルーツ:お好みの量
- ヨーグルトをゼラチンで固め、ムース状にする。
- 上に好きなフルーツを乗せる。
フルーツで色鮮やかに飾ると、見た目にも華やかで美味しそうなケーキが完成します。
ヨーグルト以外にも、豆腐を使ったクリームやカスタードクリームなど、お子さんの好きなものにアレンジしてクリームを作るのもいいですよ。
スポンジが苦手な赤ちゃんには卵を使わないケーキがおすすめ
スポンジが苦手な赤ちゃんには、卵を使わないケーキがおすすめです。スポンジに卵が入ることで、ふわっとした食感が楽しめますが、卵独特の風味が苦手な子もいます。
さらに卵アレルギーのお子さんもいるため、卵なしのケーキレシピは多く紹介されています。その中でも特におすすめなレシピをご紹介します。
- オレンジ:1〜3個
- フルーツ:お好みで(いちご・りんご)
- オレンジを横半分に切り、中をくり抜く。
- くり抜いた部分にカットしたフルーツを乗せる。
見た目も華やかなプチフルーツ盛りができますよ!スポンジにこだわらずフルーツを使ったケーキはいかがでしょう?
※誤飲防止のため与えるときはフルーツの大きさに注意しながら食べさせてあげて下さいね
- さつまいも:200g
- 牛乳:50ml
- ホットケーキミックス:50g
- 皮を剥いた蒸したさつまいもを温かいうちに潰し、牛乳を加えながらなめらかにする。
- そこにホットケーキミックスを数回に分けながら混ぜ、200°のオーブンで20分焼いて完成。
こちらはさつまいもでしっとりとした食感で優しい甘さなので、離乳食期の赤ちゃんにもおすすめです!トッピングにクリームやフルーツを乗せてアレンジしてみてくださいね。
甘いのが嫌い!スイーツにこだわらないアイディアケーキ
そもそも甘い物が苦手!というお子さんには、甘くないご飯を使ったケーキをおすすめします。「ケーキ=甘い・スイーツ」とこだわらず、好きなもので作るケーキもいいですよ!
お粥とに人参のケーキは、ハーフバースデーにおすすめのケーキとしてご紹介しましたが、筆者の子どもはお肉が大好きなのでお肉のケーキを作りました。
ご飯もいろんな具材を使って色を出せば、色鮮やかなご飯ケーキができますね。
こちらはチャーハンにしたものを星型に型取りました。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
誕生日などの記念日には写真映えケーキで思い出作り!
我が子のお祝いや季節のイベントには記念に写真を撮ることも多いですよね。
最近ではお子さんのハーフバースデーや誕生日などの記念写真を、Instagramなどに投稿しているママさんパパさんも多いことでしょう。
私もその中の1人で、我が子の可愛い写真を見てもらうのってとても嬉しいです。次はインスタ映えもばっちりのケーキをご紹介したいと思います。
- 可愛いキャラクターケーキ
- SNS映えと話題!アメリカ発祥のスマッシュケーキ
可愛いキャラクターケーキ
お子さんが好きなキャラクターのケーキでお祝いできたら、きっといつも以上の笑顔が見られますよね。
子供なら誰でも大好きなアンパンマンのケーキや、動物ケーキなど子供が喜ぶケーキをご紹介します。
男の子には嬉しい新幹線のケーキ
先程紹介したcake.comなので材料も安心の新幹線キャラクターのケーキです。
リラックマのスフレチーズケーキ
1歳〜食べられるふわふわのケーキです!リラックマが可愛くて食べるのがもったいないですね。
アンパンマンのキャラクターケーキ
みんな大好きアンパンマンのキャラクターケーキ。お子さんも大喜び間違いなしですね!
なかには写真や画像があれば、オリジナルのケーキを作ってくれるというお店も。事前に相談して、とっておきのケーキを準備しましょう。
SNS映えと話題!アメリカ発祥のスマッシュケーキ
アメリカ発祥で数年前から日本でも話題になっているスマッシュケーキ。スマッシュは壊すという意味で、手掴みで思い切り食べる姿がなんとも可愛く、写真映えすると人気を呼んでいます。
お子さんが食べやすい手掴みケーキを作ってあげれば、喜んでもらえること間違いなしです。
最近ではスマッシュケーキの撮影を専門としたスタジオもあり、家で準備や片付けが大変という方はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
「Kinemoto」フォトスタジオではスマッシュケーキのフォトプランがあり、最高に可愛いショットがたくさん残せますよ。専用の衣装を用意してもらえるので、気にせずケーキをスマッシュできます!
写真映え抜群の写真ですね。腕の良いパティシエの作ったケーキなので、赤ちゃんは食らいつくように食べちゃいますよ!
赤ちゃんも食べられるケーキで安心&美味しい思い出作りを!
お子さんに市販のケーキを与える場合には、3歳までは極力控えるようにしましょう。
さまざまな工夫を凝らして、赤ちゃんが喜ぶケーキを作るのも良い方法です。手作りのケーキなら、離乳期の赤ちゃんにも安心です。
赤ちゃんが安心して食べられる市販のケーキもあるので、好みや好きなキャラクターなどを選んで、びっくりさせてあげましょう。
ケーキが活躍する場面は、素敵な思い出として残せる場面。参考にして、素敵な思い出作りに役立ててください。
- BabySmile:離乳食基本知識と進め方ー与えてはいけない食品一覧
- あおい小児科:「知って予防しよう!乳児ボツリヌス症」
この記事のライター
memorico 編集部
memorico編集部です。独自のアンケート調査などを投稿します。 子育て世帯を応援するために、育児に役立つ情報を発信しています。