遊び食べの原因は?5つの対処法とイライラしないための対策を紹介

遊び食べの原因は?5つの対処法とイライラしないための対策を紹介

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子どもの遊び食べにお困りの親御さんは多いのではないでしょうか。何度伝えてもやめてくれず、大人は疲れてしまいますよね。

そこで本記事では、遊び食べの対処法とイライラしないための対策を紹介します。遊び食べをする原因も併せてお伝えするので「どうして遊び食べをするの?」と疑問に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも遊び食べとは?

遊び食べとは、食事中に食器やご飯で遊びはじめてしまう行動のことです。具体的に、遊び食べにはどのような行動があるのか以下にまとめました。

  • スプーンでつぶす
  • ぐちゃぐちゃ握る
  • 食べ物を投げる
  • 食器を落とす
  • コップに食べ物を入れて混ぜる
  • 食べ物を口から「ベーっ」と吐き出す

このような行動は全て遊び食べです。

大人は「遊び」と感じるこのような行動ですが、子ども達は遊んでいるわけではありません。遊び食べは、子供が成長するにあたって自然に見られる探索行動の1つです。

しかし、なかには大人の気を引くために、わざとご飯を落としたりする子もいます。子どもの気持ちに寄り添いながら「どうして遊び食べをするのか」を考える事が大切です。

遊び食べはいつからいつまで?【2歳~3歳まで続く】

遊び食べはいつからいつまで?【2歳~3歳まで続く】
遊び食べは、離乳食に慣れる1歳~2歳3歳頃まで続くと言われています。もちろん個人差はありますが、手足の動きが活発になってくると、だんだん遊び食べをする子が増えます。

この時期の子どもは、好奇心旺盛なので目の前にある食べ物や食器などに興味津々です。食べ物を直接触ったり握ったりして「これは好きな食べ物かも」などと理解を進めている状態なのです。

大人はつい「ご飯で遊んじゃダメでしょ!」と怒ってしまいがちですが、そこはグッとこらえて成長過程を見守っていきたいですね。とはいえ、あまりにも散らかしすぎてしまう場合は、食事のサポートをしてあげましょう!

遊び食べをする4つの原因

遊び食べをする4つの原因
大人からすると遊んでいるようにしか見えない遊び食べ。子どもは「どうして遊び食べをするの?」と感じる人は多いのではないでしょうか。

そこで本章では、子どもが遊び食べをする以下4つの原因を紹介します。

  • 好奇心
  • 集中力が持たない
  • 食材が苦手
  • お腹が空いていない

遊び食べをする原因は様々です。食事中に遊んでしまう原因を知り、子どもに合わせた遊び食べ対策をしましょう!

1.好奇心

遊び食べは、探索行動の1つと言われています。例えば、お米で遊んでいる子どもの場合「触ると熱い」「ネバネバする」など、指や手を使って食材の特徴を学んでいます。

食べ物を握りつぶすなどの行動は遊んでいるように見えますが、実は子どもなりに様々な物事を学んでいるようです。五感をフルに使い「これは好き、嫌い」などの判断をしています。

コップの中の液体をこぼしたり、ご飯を足で踏みつけるなどの行動は、大人からすれば「やめて欲しい」と感じますよね。しかし、子どもにとっては不思議な体験なので、食事中に色々と実験してしまうのです。

2.集中力が持たない

子どもは大人に比べて集中力が続きません。また年齢が低くなる程、集中できる時間は短くなります。

子どもが集中できる時間は「年齢+1分」とされています。2歳であれば3分程、3歳は4分程なので、食事中に遊びだしてしまうのは自然なことです。

特に集中力が短い乳幼児期は、集中できる時間が短いので机の前でじっとしていられません。無理に座らせてもあまり効果が見られないので、強制はせず気長に見守りたいですね。

3.食材が苦手

遊び食べをしてしまう原因の1つに、苦手な食材があることが考えられます。一口食べてみて気に入らない場合、その食材で遊んでみたり食べるのをやめておもちゃで遊んでしまうこともあるでしょう。

うちの娘の場合ですが、ネギが苦手なのでお味噌汁に少量のネギが入っているのも食べられませんでした。ネギが入っているのが分かると、一切手を付けないので困った経験があります。

しかし今では、細かく刻んで見えないように混ぜてしまえば食べれるようになりました。このように苦手な食材がある場合は、何が苦手なのか判明すれば対策が打てます。

まずは「いつも残す食材はないか」を確認してみましょう。

4.お腹が空いていない

遊び食べをしてしまう子どもは、そもそもお腹が空いていない可能性があります。少しだけ食べてお腹がいっぱいになり、ほとんど残してしまう子もいるでしょう。

とはいえ、まだ上手に話せない子どもの空腹具合を判断するのは難しいですよね。そこで、子どもがお腹が空いているときに見られるサインを紹介します。

  • おやつを欲しがる
  • 機嫌が悪い
  • 指しゃぶりをする

このようなサインがあるときは、空腹状態になっている可能性があります。空腹時は、遊び食べをせずご飯に集中して食べてくれるので、上記のサインを見逃さないようにしましょう。

決められた時間に食事をすることは大事なことですが、お腹が空いていなければ食べられません。おやつの時間や量を調整するなどして、ご飯の時間を決めてあげましょう。

遊び食べをやめさせる5つの対処法

遊び食べをやめさせる5つの対処法
子どもの遊び食べは、好奇心からくる探索行動の1つなので「成長の証」とも言えます。しかし、毎日ご飯を散らかしてしまうのは「やめてほしい」と思うのが正直なところなのではないでしょうか。

そこで本章では、遊び食べの対処法を5つ紹介します。

  • お手本を見せる
  • 集中できる食事環境をつくる
  • 食材の固さや大きさを変える
  • 怒らず教える
  • 食事の時間を決める

子どもの遊び食べが続くようであれば、ぜひ試してみてください。

1.お手本をみせる

まだ食事に慣れていない赤ちゃんは、目の前にあるものが食べられるものなのか判断できていないことがあります。食事に慣れるまでは「これは食べ物だよ」「こうやって食べようね」などと伝えて、食べ方を教えてあげましょう。

特に初めて見る料理や食材の場合、どのように食べていいか分からず遊び食べをしがちです。時間に余裕があるときは、大人も同じ料理を並べてお手本を見せてあげましょう。

2.集中できる食事環境をつくる

子どもは集中力が短いので、食事中にすぐ遊びだしてしまうことがあります。遊び食べが始まらないようにするには、集中しやすい環境づくりが大切です。

以下に具体的な対策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • テレビを消す
  • おもちゃを片付ける
  • 成長に合わせた椅子と机を用意する

食事に関係のないものが近くにあると、目の前のご飯に集中できません。おもちゃが散らかっているときは、片づけをしてから食事を始めましょう。

3.食材の固さや大きさを変える

口に入れた食べ物をベーっと吐き出してしまう場合は、食材の固さや大きさが合っていない可能性があります。例えば、固いものをよく吐き出す場合、食材を柔らかくするなどの工夫が必要です。

食材の固さの目安を、年齢別に紹介します。

<年齢別 食材の固さの目安>

1歳(フォークでつぶせる)
2歳(煮物より少し歯ごたえがある)
3歳(大人よりもやや柔らかめ)

1歳6ヶ月頃になると、離乳食から幼児食に切り替わります。モグモグと口を動かして食べられるようになっていても、大人に比べると嚙む力はまだまだ弱いです。

消化器官もまだ未熟なので、成長に合わせた食材の固さを目安にしましょう。上手に食べられず遊んでしまうときは、食材が固すぎないか、大きすぎないかなどの見直しをしてみてください。

4.怒らず教える

遊び食べは、子どもの探索行動の1つです。子ども自身は遊んでいるつもりがないため、大人が怒っても「なぜ叱られているのか」が理解できません。

大人が「ダメだよ!」「遊ばないで!」と注意しても、子どもは悲しい気持ちだけが残ってしまうことがあります。遊び食べをやめてほしいときは、なぜ駄目なのか理由を伝えることが大事です。

理由を伝えるときのポイントは、怒らず冷静に伝えることです。例えば「床に落とすと食べられなくなるよ」「落としたらママ悲しいな」など、子どもが理解しやすい言葉で伝えてあげましょう。

5.食事の時間を決める

食事に集中できずだらだらと食べている場合は、食事の時間を決めてしまいましょう!食器や食材で遊び始めたら「あと5分でごちそうさまにしよっか」などと伝えて、食事を切り上げます。

食事を切り上げて片づけ始めると、子どもは「まだ食べたかったのに!」と泣いてしまうこともあるでしょう。しかし、遊び食べをするとご飯は無くなってしまうことを認識してもらうことが大事です。

また、食べ終えるまで食事を終わらせない対策もありますが、この方法は食事嫌いになってしまう可能性があります。遊び食べをしてしまう場合は、食事時間30分程を目安にして切り上げてしまいましょう。

イライラしないための遊び食べ対策

イライラしないための遊び食べ対策

遊び食べが始まると、床や洋服が汚れてイライラしてしまう人は多いのではないでしょうか。遊び食べは成長の一環とはいえ、毎日掃除や洗濯が増えるのは大変なことですよね。

そこで本章では、遊び食べでイライラしないための対策を紹介します。遊び食べでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

汚れ対策をする

遊び食べが始まると、テーブルや床にご飯が飛び散ってしまいますよね。汚れてしまうことにイライラしてしまうので、あらかじめ汚れてもいい格好や対策をして食べさせましょう。

具体的な食べこぼし対策を以下に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • レジャーシートを床に敷く
  • 長袖タイプのエプロンをする
  • 洗えるベビーチェアを使う

お食事エプロンと同じ防水素材の専用マットもあるので、気になる方は以下のリンクから確認してみてください。

https://item.rakuten.co.jp/baby-street/201s40623-1/

ある程度遊ばせてみる

遊び食べをしなくなるまでには、時間が掛かることも多いでしょう。遊び食べが続く場合は、ある程度やりたいように遊ばせてみてはいかがでしょうか。

思う存分遊び食べをさせることで、気持ちが満足して遊び食べをする頻度が減少することもあります。しかし、ただ放置するだけでは食事に関する知識は身につきません。

全く放置するのではなく子どもの様子を見守りながら、ママなりに食べることを伝え続けることが大事です。

【体験談】口から出す1歳の遊び食べについイライラ…

【体験談】口から出す1歳の遊び食べについイライラ
私には、1歳と4歳になる娘がいます。上の子はあまり遊び食べをすることがなかったのですが、下の子はつい最近まで遊び食べをしていました。

例えば、食べ物を口に入れて、すぐに吐き出すといった行動を繰り返ししていた時期があります。このときの対策としては、隣に座って食事のサポートをしたり大人も一緒に食事をするようにしていました。

そのおかげか分かりませんが、遊び食べをする時期は1週間ほどで終わり、現在は1人でも上手に食べれるようになっています。食事をすることに慣れてくると、だんだん遊び食べをしなくなるかと思うので、気長に見守りたいですね。

遊び食べは食べる練習をしている時期

遊び食べは食べる練習をしている時期
遊び食べは「成長の一環」です。手づかみ食べや遊び食べなどの段階を踏んで、1人でも上手に食べられるようになります。

とはいえ、遊び食べにお困りの方は多いでしょう。遊び食べをやめさせるには、子どもがどうして遊び食べをするのか原因を知り対策をすることが大事です。

むやみに怒ると成長する機会を遠ざけてしまう可能性があります。遊び食べを見守りつつも、ポイントを押さえて食事の基本を伝えていきましょう!