10月13日はさつまいもの日!赤ちゃんにおすすめのさつまいもの魅力
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10月13日は「さつまいもの日」です。名前だけ聞くと、どんな記念日なのか気になってきますよね。そこで今回は、「さつまいもの日」の由来や意味について解説します。さつまいもが離乳食やお菓子に向いている理由も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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さつまいもの日の由来・意味
さつまいもの日は、「川越いも友の会」によって1987年に記念日として制定されました。10月はさつまいも収穫の旬です。13日は、さつまいもの異名である「十三里(じゅうさんり)」から付けられました。
さつまいもを「十三里」と呼ぶようになったのは、江戸時代頃です。もともとは、京都に登場した焼き芋屋の看板が「八里半」でした。これは、焼き芋の味が栗に似ており、「栗(九里)にはやや及ばないけど美味しいよ」という意味で名づけられました。
その後、江戸にも焼き芋屋が伝わり「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9 + 4=13)」という洒落から「十三里」という名前で焼き芋を売り出したそうです。また、江戸から十三里(約52km)離れた川越がさつまいもの産地でもあります。この川越のさつまいもが美味しいことから、「さつまいも=十三里」と呼ぶようになったという説もあります。
離乳食やお菓子にピッタリなさつまいも
ここからは、さつまいもが離乳食やお菓子にピッタリな理由について解説します。
さつまいもの栄養
さつまいもに含まれる主な栄養素は、以下の通りです。
- 糖質(炭水化物)
- ビタミン
- 食物繊維
糖質(炭水化物)
さつまいもの主成分であるでんぷんは、加熱すると糖質に変化します。糖質は身体を動かすエネルギー源になります。
ビタミン
さつまいもはビタミンCやビタミンB1、ビタミンB6などが豊富です。さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているので、加熱しても壊れにくいという特徴があります。
食物繊維
豊富な食物繊維は、整腸作用の効果がありお通じをよくします。さつまいもを切ったときに出る「ヤラピン」という白い液体も腸の動きを活発にするので、食物繊維との相乗効果が期待できます。
さつまいもの食べさせ方
さつまいもは、離乳食初期のごっくん期(5〜6ヶ月頃)から赤ちゃんに与えられます。加熱してつぶすと滑らかになるので調理しやすく、離乳食時期に合わせて大きさや固さを変えられるので便利です。また、さつまいもは優しい甘さなので、おかずだけでなくお菓子にも向いています。
離乳食時期別のさつまいもを与える量や固さの目安は、次の通りです。
固さ | 量の目安 | |
---|---|---|
初期(5~6ヶ月頃) | ヨーグルトくらいの固さ | スプーン1杯から |
中期(7~8ヶ月頃) | 豆腐くらいの固さ (舌でつぶせる程度) |
20~30g |
後期(9~11ヶ月頃) | バナナくらいの固さ (歯茎でつぶせる程度) |
30~40g |
完了期(1歳~1歳半頃) | 肉団子くらいの固さ (歯茎で噛める程度) |
40~50g |
赤ちゃんにさつまいもを食べさせる際の注意点
さつまいもは、皮の周りにアクや食物繊維が多いので、調理する前の下ごしらえで皮を厚めにむきます。加熱する前にカットしたさつまいもを5〜10分ほど水にさらし、アクをとりましょう。
初めて赤ちゃんにさつまいもを与える場合は、ゆでて裏ごししたものを水や出汁でペースト状にのばして与えてください。さつまいもを食べさせるタイミングは、平日の午前中がおすすめ。万が一、アレルギー症状が出た場合は、かかりつけの病院を受診しましょう。
さつまいもの日に旬の味を楽しもう!
今回は、「さつまいもの日」の由来や意味、さつまいもが離乳食やお菓子に向いている理由を解説しました。さつまいもは、調理がしやすく栄養も豊富なので、赤ちゃんの離乳食にピッタリです。さつまいもの日には、旬のさつまいもを赤ちゃんと一緒に食べて秋の味覚をお楽しみください。
離乳食について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。
この記事のライター
吉田英梨香
小学生と幼稚園児を子育て中のママライターです。子育てと仕事を両立させながら、子供たちの感性や表現力などを伸ばしていく手助けができるように、日々悩みながら試行錯誤しています。私は子供たちの「やりたい」を大切にするようにしていますが、つい「やりたい」を大切にしすぎて甘やかしてしまうこともしばしば……休みの日は、子どもと一緒にベランダ菜園や工作などを一緒に楽しんでいます。 育児に悩むママさんに寄り添った情報をお届けいたします。