【コツがある】マタニティヨガは意味ない?受講生の生の口コミを紹介
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妊娠期に体を動かしたくなり調べてみると、マタニティビクス、ウォーキング、マタニティスイミング、マタニティピラティス、マタニティヨガなど、さまざまな選択肢があります。
妊娠期間は限られていますので「やってよかった」と思えるものを選びたいですよね!
なかでも、マタニティヨガは、ヨガ経験のある人が増えていることもあり身近に感じられるかもしれません。
ところが、マタニティヨガの効果について根拠のある情報を見つけにくい、という現状もあります。
ネットの情報や口コミもいろいろで、妊婦さんは「マタニティヨガって意味ないのでは?」と判断に困ってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、マタニティヨガの資格を持ち、グループ・パーソナルレッスンを2,000本以上行ってきた筆者が、マタニティヨガが意味がないと言われている理由や効果を出す秘訣を紹介します。
この記事のライター
広瀬実紀
資格:全米ヨガアライアンスRYT200修了・マタニティヨガ指導者養成修了・産後ヨガ指導者養成修了
ヨガ講師7年目。現在は、0歳3歳の2児の母。主に自分自身が実践した妊娠・出産や産後などに実践したことや生徒さんの声を聴きながら安心して自宅でできるヨガについて発信をしていきます♪
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マタニティヨガは意味ないと言われる3つの理由
ヨガ講師をしている筆者は、「マタニティヨガは意味がなかった」と仰っていた産後のお母さんにお会いしたことがありました。
なぜそう思ったのかと聞いてみると「育児に活かせなかった」とのこと。
そこでわかったのは、マタニティヨガの効果の実感や目的を理解できていないことが問題であるということ。
マタニティヨガは意味ないと思ってしまったお母さんが悪いのではなく、私達ヨガ講師の伝え方や指導ができていないことが問題だと感じました。
その後、そのお母さんは筆者主催の「UMUYOGA」のモーニングヨガに参加されて、ヨガの本当の良さを実感していただき、実際に1年以上レッスンを続けて下さっています。
マタニティヨガには効果があることを実感していただけたのです。
ですが、マタニティヨガは意味ないと誤解している方がいるのも事実。こちらでは、マタニティヨガは意味ないと思われてしまう下記3つの理由について解説します。
- 意味ないと言われる理由1:正しいポーズ(動き)ができていない
- 意味ないと言われる理由2:レッスン回数が少ない
- 意味ないと言われる理由3:マタニティヨガの目的を理解していない
意味ないと言われる理由1:正しいポーズ(動き)ができていない
マタニティヨガは、正しいポーズを行うことで効果が実感できます。自己流で行ったり、間違った動きでは効果が望めなく、反対に体に無理な負担をかけてしまうことも。
ですので、少なくともマタニティヨガに慣れるまでは、マタニティヨガの知識のある指導者のもとでのレッスン受講をおすすめします。
意味ないと言われる理由2:レッスン回数が少ない
マタニティヨガは、妊娠中1〜2回やっただけでは効果を得ることは難しいです。慣れるまでは週1回程度、慣れてくれば毎日30分〜1時間程度かけてレッスンを行ってみてください♪
1〜3ヶ月続けると体に変化が現れてくるため、効果が実感できますよ!
意味ないと言われる理由3:マタニティヨガの目的を理解していない
マタニティヨガで大切なことは、下記の3つ。
- 心地よいと感じること
- 周りと比較しないこと
- 赤ちゃんと向き合う時間を作ること
マタニティヨガを通して、妊娠中に起こる身体や心の変化、また赤ちゃんの成長を感じながらマタニティ期間を楽しむことが大切です。
私の経験では、周りと比較しないことを妊娠期からマタニティヨガを通して訓練したおかげで、赤ちゃんの成長過程の時に周りと比較せずに済みました。
こういった効果もマタニティヨガにはあるのでおすすめです。
マタニティヨガは確実に意味がある!妊娠中にはうれしい代表的な効果3つ
マタニティヨガは、妊娠中の精神・肉体・呼吸を整え、心と体の安定を目指すプログラム。ヨガに大切なのが呼吸です。
呼吸に合わせ大きなお腹でも気持ち良くできるポーズばかりなので、ヨガ初心者でもお腹の赤ちゃんと楽しんでいただけます。
こちらでは、マタニティヨガに代表的な効果を3つ厳選してご紹介します。
- マタニティヨガの代表的な効果1:妊娠中の骨盤ケアや産後ケアに繋げる
- マタニティヨガの代表的な効果2:妊娠中の腰痛予防に効果的
- マタニティヨガの代表的な効果3:出産に必要な柔軟性や筋力アップ
妊娠中の骨盤ケアや産後ケアに繋げる
マタニティヨガは骨盤を整えるため、産後の回復も早くなりやすいです。骨盤が柔らかくなると、出産後の骨盤の動きもスムーズになります。
ヨガの呼吸法は血流を促進させ、老廃物を体外へ出す効果もあります。
これらのことから、マタニティヨガは産後のケアにも役立つと言われているのです。また、産前にマタニティヨガで運動を日課にしていると、知らない間に体力も向上しています。
出産時には人生で一番と思うほどの力を使いますが、体力があるとその後の回復も早くなりますよ♪
妊娠中の腰痛予防に効果的
痛みの原因は、ホルモン分泌が大きく関係しています。
妊娠すると、出産に向けて骨盤周りの筋肉を緩めるためにリラキシンというホルモンが多く分泌され、骨盤周りが不安定になり、お腹が大きくない初期でも痛みがでる場合があります。
また、中期や後期になるとホルモン分泌の影響だけでなく、体重増加による腰への負担や、お腹が大きくなることでの姿勢の変化(反り腰)、運動不足による血行不良などが原因で腰痛になることも考えられます。
ホルモンバランスによる原因を根本的に改善することは難しいとしても、症状をマタニティヨガで和らげることが可能です。
出産に必要な柔軟性や筋力アップ
マタニティヨガの呼吸法を行いながらポーズのレッスンを行うことで、心がリラックスし柔軟性がアップ、さらに筋力が強化されます。
柔軟性や筋力は出産時にとても必要なため、そういった点でもマタニティヨガはおすすめです♪
インストラクター歴7年で継続率90%!受講生からの生の口コミを紹介
こちらでは、ヨガのインスタラクターを7年以上経験してきた筆者が、実際に受講生からいただいた口コミを紹介します。
筆者運営のモーニングヨガ「UMUYOGA」では、1年以上継続する割合が90%以上と、とても高い評判をいただいています。
マタニティヨガはしっかり効果があることが、継続率からもおわかりいただけると思います。
本日深夜1時に無事出産いたしました。残念ながら無痛分娩は出来なかったのですが、わずか4時間のスピード安産でした!ヨガをやって骨盤を鍛えてたからかなーと!
本日爆誕しました!みきちゃんがヨガやってくれたおかげで、安産でした。落ち着いたら抱っこしてくださいー!
みきてぃ先生〜!昨日の夜、生まれました。みきてぃヨガのお陰で、初産にしては安産な方だったと思うー!本当にありがとうー!悪露や体調が落ち着いたら、また産後ヨガお願いします!
実際は、下記画像のようにUMUYOGAの公式LINEで口コミをいただきました!
こちらでは、マタニティヨガレッスンの受講生の生の口コミを紹介してきました。
マタニティヨガは効果があるものですが、ポイントを外していると思うように効果が出ないことも。そこで次では、マタニティヨガの自宅レッスンでのコツを紹介します。
「意味ない」と感じるのはポイントを外しているかも?自宅レッスンのコツ
マタニティヨガの自宅レッスンのコツは「継続」です。継続なしでは、意味ないと感じるのも無理ありません。
ですが、習慣化するまでマタニティヨガを継続するのは簡単ではないでしょう。
そこで、筆者がマタニティヨガを継続するコツを3つ紹介します。
- マタニティヨガを毎日の日課に取り組む
- 妊娠中は無理は禁物
- 1人ではマタニティヨガが継続できない方には…
マタニティヨガを毎日の日課に取り組む
毎日の日課に取り組むことで習慣化していきましょう♪習慣化するには21日間続けることが大切と言われているのはご存じですか?
「マタニティヨガを毎日やる」とざっくりとした目標ではなかなか習慣にはできず、結果継続しにくくなります。
まずは、具体的に「朝起きて5分間ヨガのポーズをとる」などといった、明確・簡単な目標を決めて習慣化することがポイントになってきます!
妊娠中は無理は禁物
やる気があると、つい無理をしがちになりますよね。ですが、無理をしてしまうと長続きはしません!
呼吸を深めることもマタニティヨガになりますので、できることを続けるのも大切になっていきます^^
1人ではマタニティヨガが継続できない方には…
スタジオに通っていただくのがおすすめです。妊娠中の禁忌ポーズなどもあるため、独学でのレッスンは体に負担がかかる可能性も。
マタニティヨガの知識がある指導者のもとでレッスンを行うと安心して行えますし、スタジオに通うことにより継続するきっかけにもなります。
ただし、対面のスタジオですと臨月などは通えなくなってしまうというデメリットも。
オンラインスタジオですと、寝起きでも夜寝る前にも出産前日までレッスンの参加可能なのでとってもおすすめですよ!
まとめ:まずは無料体験!マタニティヨガで心身ともに体調を整えよう
最後に簡単に、こちらのページの内容をまとめます。
- マタニティヨガは、ポイントを抑えれば効果がある!
- マタニティヨガには、骨盤・産後ケアや腰痛予防、柔軟性や筋力アップも望める
- 1人で習慣化することが難しい場合は、知識豊富なインストラクターのもとでのレッスンがおすすめ
マタニティヨガを適切に行い、安心・安全な出産を迎えましょうね!
よくある質問
こちらでは、ヨガのインストラクターを務める筆者がマタニティヨガに関してよくいただく質問を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
- マタニティヨガは週に何回やるのがいい?
- マタニティヨガの注意点は?
- マタニティヨガのメリットは?
- マタニティヨガはいつから始めるのがいい?
マタニティヨガは週に何回やるのがいい?
慣れるまでは週1回程度。慣れてくれば毎日30分〜1時間程度かけてレッスンを行ってみてください♪
マタニティヨガの注意点は?
マタニティヨガの主な注意点は、下記の3つです。
- マタニティヨガは、安定期(妊娠16週)以降、もしくは病院からの許可が出てから始めるのがおすすめ
- お腹が張ったり、体調が優れない場合は無理に行わない
- お腹を圧迫するような動きは避けてください
マタニティヨガのメリットは?
妊娠中の精神・肉体・呼吸を整え、心と体の安定を目指すマタニティヨガ。ヨガの呼吸法で出産がスムーズになり、不安解消の効果が得られるので、胎児にも良い影響を与えられます。
マタニティヨガは、体に負担がかからないストレッチを中心に筋肉をほぐしたり呼吸法を中心としたヨガになります。
妊娠時期にヨガで学んだポーズと呼吸法は、お産のときにも大きく役立つと言われていますよ♪
ストレス解消・体重管理・リラックス効果・腰痛や肩こり予防・こむら返り予防・むくみ予防、などなど…マタニティヨガには沢山のメリットがあります!
マタニティヨガはいつから始めるのがいい?
マタニティヨガは、安定期(妊娠16週)以降、もしくは病院からの許可が出てから始めるのがおすすめです。
また、下記ページでは、「マタニティヨガはいつからいつまでできる?」「マタニティヨガを避けるべき時期について」など解説しているので、あわせてご覧ください。
この記事のライター
広瀬実紀
【資格:全米ヨガアライアンスRYT200修了・マタニティヨガ指導者養成修了・産後ヨガ指導者養成修了】
ヨガ講師7年目。現在は、0歳3歳の2児の母。主に自分自身が実践した妊娠・出産や産後などに実践したことや生徒さんの声を聴きながら安心して自宅でできるヨガについて発信をしていきます♪