赤ちゃん筆はいつからいつまでに作るべき?毛量や長さの最低基準は?

赤ちゃん筆はいつからいつまでに作るべき?毛量や長さの最低基準は?

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赤ちゃんの胎毛を一生モノの記念として残せる赤ちゃん筆(胎毛筆)。赤ちゃん筆を作るベストな時期は生後半年~3歳までです。

この記事では、赤ちゃん筆作りに最適な髪の毛の長さや量の基準を紹介するとともに、先輩ママ・パパの赤ちゃん筆作りの失敗談も紹介しています。一生に一度の赤ちゃん筆作りを後悔しないために、ぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃん筆とは?

赤ちゃん筆とは、赤ちゃんの胎毛(ファーストヘア)を利用して作られる筆のことで、胎毛筆とも呼ばれます。筆の形には”赤ちゃんの頭脳明晰と成長を願うお守り”という意味があります。

赤ちゃん筆に利用される胎毛とは、赤ちゃんが母親のお腹の中にいる頃(5ヶ月頃)から生える初めての毛髪のことで、非常に柔らかくしなやかなのが特徴です。

また一度もカットされていないため、毛先が自然に細くなっています。

一度散髪してしまうと、この生まれたままの毛先は二度と手に入りません。そのため、ファーストヘアで作る赤ちゃん筆はとても貴重な思い出と成長の記録になるのです。

赤ちゃん筆が作れる最低限の髪の毛の長さと毛量は?

多くの赤ちゃん筆メーカーが定めている、赤ちゃん筆を作るのに必要な髪の毛の長さと毛量は、長さが5cm~6cm、髪の毛を束ねたときの太さが大人の小指程度(直径8mm程度)です。

赤ちゃん筆を作りたい場合は、最低でもこの程度になるまで赤ちゃんの髪の毛が伸びるのを待ちましょう。

しかし、メーカーや筆の種類によって必要な毛髪の長さや量が異なる場合があります。

基準を満たさないと、赤ちゃん筆の仕上がりが思っていたものと違うということにもなりかねないので、失敗しないためにも注文前に必ず商品ごとの基準を確認してください。

もともと毛量が少ないと赤ちゃん筆は作れない?

赤ちゃんの中にはもともと毛量が少なかったり、生まれた後に髪が抜け落ちたりして、いくら髪を伸ばしても直径8mm程度の毛量が確保できない子もいますよね。

そんな子の場合、赤ちゃん筆が作れないのかと不安になりますが、ご安心ください。

メーカーによっては少ない髪の毛でも作れる小型サイズの筆もありますし、毛先が見えない筆の芯の部分に、ファーストカット後に伸ばした髪の毛やご家族の髪の毛を利用するという方法もあります。

もともと毛量が少ない赤ちゃんの場合でも赤ちゃん筆は作れますので、最適な方法をメーカーに相談することをおすすめします。

赤ちゃん筆(胎毛筆)はいつからいつまでに作るのがベスト?

赤ちゃん筆を作るのにベストな時期は生後半年~3歳頃までと言われています。なぜなら赤ちゃん筆を作るのに必要な基準である髪の毛の長さ5cm、毛量直径8mmをクリアするのがこの時期だからです。

生まれたときから髪の毛がしっかりと生え揃っている赤ちゃんであれば、生後6ヶ月でもヘアカットさえ可能であれば赤ちゃん筆を作ることができます。

いっぽう、髪の毛が少ない赤ちゃんの場合は、3歳くらまで髪を伸ばして毛量が増えるのを待つ必要があります。

このように赤ちゃん筆を作るベストな時期には個人差があることを覚えておきましょう。

何歳までに作れば赤ちゃん筆なの?

赤ちゃん筆を作る年齢は3歳くらいまでがベストですが、遅くても4歳頃までに制作することをおすすめします。

というのも人間の頭髪は4年程度の周期で生え変わるのが一般的だからです。

4歳を過ぎてもヘアカットをせずに髪を伸ばし続けていれば、生まれたままの自然な毛先の赤ちゃん筆を作ることはできます。しかし時間が経てば経つほど胎毛が抜け落ちて、しっかりした頭髪に生え変わっていきますし、枝毛などの髪の傷みも増えていきます。

柔らかなファーストヘアの赤ちゃん筆を作りたいのであれば、4歳頃までに作っておきましょう。

数年前のファーストカットヘアでも赤ちゃん筆は作れる?

自宅に保管していた赤ちゃんのファーストカットヘアを利用して赤ちゃん筆を作ることも可能です。

とあるメーカーでは24年前の赤ちゃんのファーストカットヘアを利用して赤ちゃん筆を作った事例も報告されています。

一般的に髪の毛は激しく劣化するものではないので、数年間保管している髪の毛の場合でも問題ありません。しかし保管状態はご家庭によってさまざまですから、制作を依頼される際は事前にメーカーに確認することをおすすめします。

一度切ってしまった髪の毛では赤ちゃん筆は作れない?

ファーストカットを終えた髪の毛を赤ちゃん筆にすることも可能です。

一度ヘアカットをしている場合は、生まれたままの毛先ではなくなってしまいますが、筆の穂先を先固め(先端がとがるように糊付け)で仕上げれば、一度も切っていない胎毛の場合と同じような赤ちゃん筆を作ることができます。

ただし、柔らかく繊細な赤ちゃんの髪の毛で筆を作りたいのなら、しっかりした頭髪に生え変わる前の4歳くらいまでに制作するのがおすすめです。

髪質にこだわらないのであれば、七五三やご入学、ご卒園などのタイミングに合わせて記念筆を作るのも良いですね。

赤ちゃん筆(胎毛筆)のヘアカットから完成までの流れ

続いて赤ちゃん筆のヘアカットから完成までの流れを確認しておきましょう。行程は以下のとおりです。

  • 赤ちゃんの髪の毛をカットする
  • 赤ちゃん筆を注文し、髪の毛をメーカーに郵送する
  • メーカーが制作する(1~3ヶ月程度)
  • 商品が届く

まず、赤ちゃんの髪の毛をメーカーが決めた基準を目安にカットします。この時に髪の切り口の向きがバラバラにならないように注意してください。

次に赤ちゃん筆を注文します。注文はメーカーごとに定められた発注書に記入し、髪と同封してメーカーに郵送するのが一般的です。メーカーと提携している美容院であれば発注書の記入も行ってくれます。

続いてメーカーの制作が始まります。髪の毛に問題がある場合などは制作前にメーカーと話し合います。メーカーが問題ないと判断したら、後は完成を待つだけです。

赤ちゃん筆(胎毛筆)の価格の相場はいくら?

赤ちゃん筆は1本あたり1万円~1万4千円くらいが相場です。

価格は筆軸の素材により異なっており、1万円を切るお手軽なものから5万円を超える高級なものまでグレードはさまざまです。

また、スタンダードサイズの赤ちゃん筆よりも、少ない毛量で仕上げる紅筆の方が価格が安い傾向にあります。いっぽう、スタンダード筆と紅筆がセットになった商品や、足型・手型などのオプションがついた商品の場合は、最低でも2万円以上と考えておきましょう。

赤ちゃん筆(胎毛筆)用のファーストカットはどこで行うべき?

赤ちゃん筆を制作するためには、切り口が揃った頭髪の束が必要です。

そのため赤ちゃんのファーストカット(散髪)をどこでどのように行うのかが非常に重要になってきます。

赤ちゃんのファーストカットには美容院や理容室で行う方法と、自宅でセルフカットする方法があります。それぞれのメリット・デリットを比較し、最適なファーストカットを行ってくださいね。

美容院・理容室で赤ちゃん筆ヘアカットを行うメリット・デメリット

まず1つ目の赤ちゃんの髪の毛のファーストカット方法は、美容院や理容室でプロにお願いすることです。セルフカットに自信がない場合は、特におすすめです。

メリットはなんと言ってもプロの技術で素早く的確にカットしてもらえること。赤ちゃんカットに慣れているお店であれば、多少赤ちゃんが泣いても問題なくカットしてもらえます。

また、赤ちゃん筆メーカーの提携店であれば複雑な商品選びから発注書記入、髪の毛の郵送まで全て代行してくれるので、とても頼りになりますよ。

いっぽうデメリットは、カット代が掛かるという点と、人見知りや警戒心の強い赤ちゃんの場合は嫌がってカットできなくなる場合があるという点です。

また、赤ちゃん筆メーカー非提携店の場合は赤ちゃん筆用のカットに不慣れなお店もありますから、お店選びは慎重に行いたいですね。

自宅で赤ちゃんのファーストカットを行うメリット・デメリット

自宅で赤ちゃんのファーストカットを行うメリットは、カット代がかからないということ。そして、慣れた環境でママやパパにカットしてもらえるので人見知りの子でも安心できるということです。

仮に赤ちゃんが散髪を嫌がって抵抗したとしても、セルフカットであれば赤ちゃんが眠っている間や遊びに夢中になっているすきに少しずつカットすることができますよね。

いっぽうデメリットは、プロと比較すると失敗リスクが大きいという点と、発注から髪の毛の郵送まで自分で行わなければならないという点です。

とくにカットに失敗して赤ちゃん筆を作れる長さ・量に満たないとなれば取り返しが付きません。

デメリットを考えると、よほど赤ちゃんが嫌がらない限りプロにおまかせする方がおすすめです。

赤ちゃん筆用セルフカットの正しい切り方

赤ちゃん筆用のセルフカットでは長さと量の基準を満たすことが何よりも大切です。失敗しないためにも正しいセルフカットの切り方を確認しておきましょう。

  • 髪の毛をブラッシングする
  • 髪の毛の根本にクシを差し込む
  • クシの上の部分にハサミを入れる(毛束を持ちながら)
  • カットした髪の毛の切り口を揃えてまとめる

カットする際に髪の毛がバラバラに散らばらないように毛束を持ちながらカットしましょう。

クシの感触を嫌う赤ちゃんの場合は、毛束を指でつまみ、指の下(根本側)をカットしてください。カット後の髪型はクシを使うよりも不揃いになるかもしれませんが、後でいくらでも整えられますから、長さにゆとりを持って思いきり切ることを心がけましょう。

赤ちゃん筆(胎毛筆)メーカーのおすすめはここ!人気店4選

それでは続いて、赤ちゃん筆のオススメメーカーをご紹介します。以下の4つのお店はいずれも先輩ママ・パパの満足度が高い人気のお店です。

それぞれのお店の特徴を比較し、赤ちゃん筆メーカー選びにお役立てください。

こども専門美容室「チョッキンズ」WEBショップ

こども専門美容室「チョッキンズ」WEBショップ
こども専門美容室のチョッキンズが運営する、赤ちゃん筆のWEBショップです。年間5,000本以上の赤ちゃん筆を販売しているチョッキンズが、赤ちゃん筆メーカーの老舗「光文堂」とのコラボ商品を多数販売しています。

チョッキンズの赤ちゃん筆のこだわりは、軸の色の豊富さからも見てとれます。軸の色は、下記4色から選べます。

  • 伝統的なブドウ色
  • おしゃれなパールホワイト
  • 重厚感のあるシャンパンゴールド
  • シンプルなシルバー

赤ちゃん筆を作るチャンスは、一生に一度だけ。一生に一度の贈り物となる赤ちゃん筆の作成なら、チョッキンズのWEBショップで決まりです。

こども専門美容室「チョッキンズ」WEBショップはこちら

熊野筆文宏堂

文宏堂は日本一の筆の生産地・熊野で明治40年に創業した老舗企業です。熊野筆の伝統技法を赤ちゃん筆に惜しみなく注いでいます。

スタンダードな赤ちゃん筆は12,100円~。小さな紅筆の取り扱いもあります。

定番の品揃えですが、くせ毛のうねりを残す加工、先固め加工、さばき加工(毛先を固めない加工)のいずれにも対応しています。質の高い赤ちゃん筆をお求めの方にはおすすめです。

そして文宏堂のイチ押しは壁掛けの額入り胎毛筆です。

赤ちゃん筆といえば、保管したらそれっきりという家庭も少なくありません。しかし、文宏堂の額入り胎毛筆なら壁掛けタイプなのでいつでも眺める事ができます。

高級感のあるモダンなデザインなのでどんなお部屋にもマッチしますよ。

熊野筆文宏堂の詳細はこちら

赤ちゃん筆センター

赤ちゃん筆センターは創立50年を超える元祖赤ちゃん筆メーカーです。

愛知県豊川市にある本社や東京都板橋区にある東日本本社、そして全国6ヶ所にある支店・支社には赤ちゃん筆のショールームとカットルームが併設されており、ファーストカットや撮影会、注文までを1つの施設で行う事ができます。

また全国各地に提携美容院・理容室が存在するので、お手軽にオーダーできるのも魅力です。

スタンダードな赤ちゃん筆は、6千円台のお手軽価格なものからハイグレードなものまで幅広いニーズに対応しており、手型付きなどのギフトセットの品数もトップクラスです。

くせ毛加工はありませんが、セルフカットが苦手な人にはイチ押しのお店です。

赤ちゃん筆センターの詳細はこちら

筆庵

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伝統ある豊橋筆を製造する筆庵は楽天市場やyahoo!ショッピングにも出店しているため、通販ユーザーが手軽に利用できます。

筆庵でおすすめしたい商品は、小さな赤ちゃん筆です。

この赤ちゃん筆は軸丈が3.5cmとかなり短めで、髪の長さが4cm、毛量がマッチ棒4~6本分という少量でも作ることができます。

小さな赤ちゃん筆といっても、穂丈は3cmあるので、他社の紅筆のような小型の筆と比べても赤ちゃんの髪の毛ざわりをよりいっそう感じられます。そのうえくせ毛を残すことも可能です。

商品の品揃えは限られますが、少量の髪でも質感をしっかり感じられる筆を作りたいなら筆庵がおすすめです。

筆庵の詳細はこちら

赤ちゃん筆に関する先輩ママ・パパの失敗談

最後に、赤ちゃん筆を作る上で参考になる先輩ママ・パパの失敗談をご紹介します。

以下の3つの失敗は全てありがちなものです。

赤ちゃん筆は一生に一度しか作れません。後悔しない赤ちゃん筆作りのためにもぜひ参考にしてみてください。

美容室選びに失敗

こちらのママは赤ちゃん筆メーカーの契約店を謳った美容院で赤ちゃんのファーストカットを依頼したのですが、美容師の経験不足により、赤ちゃん筆作りに必要な量の髪の毛を確保できませんでした。

結局メーカーの配慮で赤ちゃん筆を作ることはできましたが、このケースのように毛量が不足すると商品の選択肢も限られかねません。

美容院や理容室でカットを依頼する際のお店選びは重要です。口コミやお店のPR方法などから、お店が積極的に赤ちゃん筆カットに取り組んでいるのかどうかを見極めましょう。

お店の情報が不足している場合は、予約を入れる前にお店に問い合わせて不安な点を相談してみましょう。

もっと髪を伸ばせば良かった

赤ちゃん筆を作るときに、赤ちゃん筆に必要な髪の毛の長さは気にしても、カットした後の長さにまで考えが及んでいなかったというケースもあります。

赤ちゃん筆に必要な髪の毛の長さは5cm前後ですが、実際には長さに余裕をもたせて5cm以上カットする場合が多いため、想定よりも短くカットされることを頭に入れておきましょう。

こちらのケースのように大事なイベントを控えている場合は、イベント後にファーストカットを行う方がおすすめです。

下調べ不足で後悔

これは筆者自身の失敗談です。

我が子の赤ちゃん筆は、提携理容室にファーストカットと発注をお願いしました。理容師の方の手際も素晴らしく、立派な筆が完成したのでメーカーにも感謝しています。

しかし、私自身の赤ちゃん筆に対する知識が不足していために、赤ちゃん筆の形状に種類があることを知らないまま、先固め加工の筆を注文したことには後悔しています。

我が子は胎毛だけクリンとカールしていたので、当時くせ毛加工の筆の存在を知っていたらと思うと残念です。

この記事でも少しご紹介していますが、赤ちゃん筆には穂先の形状だけでなく軸の長さやデザイン、穂丈などにさまざまなバリエーションがあります。

せっかく一生モノの記念品を作るのですから、商品の下調べはしっかりと行いましょう。

赤ちゃん筆を作る目安は半年~3歳!段取りは計画的に!

この記事では赤ちゃん筆を作るベストタイミングについてご紹介しました。

赤ちゃん筆づくりは、赤ちゃんの髪の毛が筆作りの長さの基準を満たした段階(およそ生後半年~3歳頃)で行いましょう。

赤ちゃん筆を作る際には、ヘアカットばかりに気が向きがちですが、後悔しない赤ちゃん筆作りのためには美容室選びカット後の髪型メーカーや商品選びも重要なチェックポイントになります。

ファーストヘアとファーストカットは人生で一度きりのものです。ステキな思い出を残すためにも、下調べと段取りは計画的に行いたいですね。