3人目の出産はやっぱりきつい?!産前から産後までと、乗り越え方などをご紹介

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3人目だとしても出産は慣れる事はない!
出産は何度やっても大変できついものです。

出産でママ自身が大変なのにプラスして、上の子達のお世話もあり、果たして今後大丈夫なのかと不安に思うママさんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、3人目の出産を目前に控える筆者が体験した事や、3人目を実際に出産したママさん達に聞いたエピソードをご紹介させていただきます。

《産前》きつい事3選

《産前》きつい事3選
3人目できつい事は、出産前から始まります。
まずは、産前できつい事を見ていきましょう。

【つわり】やっぱり大変!慣れるなんてありえない!

何人目かなど関係ないのが、つわりです。
毎回同じつわりの種類、大変具合とは限りません。
「3人目が1番大変だった!」「上の子達は吐きつわりだったのに、3人目は食べつわりだった!」など、どうなるか予想できず、体力的にも精神的にもきつくなってしまうのがつわりです。
できるだけ無理なく体を休めるようにしましょう

【上の子達へのフォロー】自分の分身が欲しい…

つわりなどでママの体調が悪くても、上の子達のお世話を辞めることはできません
毎日の育児はもちろん、上の子達の年齢によっては、幼稚園や習い事への送迎など大変な事が。
また、ママが動けない時に上の子達に我慢をしてもらわなければいけない時のフォローなども必要です。
「ママのお腹には赤ちゃんがいるんだよ?」と言って、徐々に上の子達にも認識できるようにしていきましょう。

【体力】どうしても年々衰えてしまう…

1人目の出産時のママの年齢と比べると、3人目出産時は数年経過していると思います。
そのため、なかなか1人目の時のような動き方ができなくなっています
実際筆者も、1人目の時には全くなかった骨盤や背中の痛みが妊娠15週位から始まりました。
動きづらい体になっているにも関わらず、上の子達はパワフルに動き回ります…
パパや周りの人に頼りながら、無茶せず体調と相談して動くようにしましょう

《出産》きつい事3選

《出産》きつい事3選
続いては、実際の出産時にきつい事をご紹介します。

【上の子達のスケジュール調整】誰かの助けが必要不可欠!

出産時はどうしてもママが入院で数日家を空けてしまいます。
その間上の子が2人もいると、家事、送迎などを含めた育児など、絶対的にお世話をしてくれる人が必要になります。
里帰りをしている間は里帰り先のご両親に。
学校などの関係で里帰りができない場合は、パパの協力やご両親に来てもらう、あるいは行政のサポートを検討する必要があります。

【分娩時間の短さ】陣痛がきてからはフルスピード!

これは全員に当てはまることではありませんが、1人目よりも2人目、2人目よりも3人目の方が分娩時間が短くなる傾向の人が多いようです。
1人目2人目では長時間かかっていた人でも、3人目は短時間でパパが立会いに間に合わなかった!なんて人も。
そのため、どのようになってもいいように、入院準備や陣痛が来た際の導線を早い時から確認するようにしましょう。

【後陣痛】陣痛と同じレベル?

意外と盲点で、実はとっても大変なのが後陣痛です。
陣痛の痛みが強烈過ぎて盲点ですが、後陣痛も凄い痛みを伴います。
しかも後陣痛は子宮が戻る動きなので、1人目よりも2人目、2人目よりも3人目の方が痛みが強い傾向にあります。
筆者も2人目の時は1人目の時にほぼ感じなかった後陣痛が痛過ぎて、夜何日間も寝られず痛み止めを服用していました。
痛みが酷い場合は無理をせず、入院中からも痛み止めをもらうようにしましょう。

《産後》きつい事3選

《産後》きつい事3選
出産が無事に終わっても、その後もきつい事が待ち構えています。
続いては、産後できつかった事をご紹介します。

【不眠不休の日々】全く休めない…

3人目妊娠中のママであれば、すでに経験済みかと思いますが、とにかく数ヶ月は夜寝られない日々が続きます
さらに上の子達のお世話が待った無しの状態なので、日夜ずっと起きて誰かのお世話をしている状態になります。
産褥期とは一体…と感じるほどママが動かなければいけない場面が多く、その点は覚悟が必要かもしれません。
ずっと続くわけではないので!短期間の試練と思って乗り越えましょう。

【ホルモンバランスの乱れ】まるでジェットコースター?

産後は女性ホルモンの急激な低下によって、様々な不調を引き起こします
イライラしたり、疲れやすくなったり、疲れているのに眠れなかったり。
気分の浮き沈みが激しくなり情緒不安定になることも。
産後鬱にならないように、休み休み自分の体と向き合うようにしましょう。

【産後の体型】悲しいけど戻らない…

ママになっても、いつまでも女性としていたいものです。
そんな中、なかなか元に戻らない体型を目の当たりにして悲しい気分になることも。
十月十日かけて大事に赤ちゃんを育てた体は、すぐには元には戻りません。
産後はとにかく休み体調を整えることを第一に考え、体型は日々の生活に余裕が出て来てから少しずつ戻すようにしましょう。

《その後(3人育児)》きつい事3選

《その後(3人育児)》きつい事3選
続いては出産前後に関わらず、3人目を出産した事で大変と予想されることをご紹介します。

【金銭面】出費が重なると厳しい…

3人育児となると、厳しくなるのが金銭面です。
子供の年齢が上がるにつれて、出費が重なります。
出費が重なるタイミングがバラつけばいいのですが、例えば3人の受験時期が重なってしまったら大変ですよね。
そのため子供達の年齢差を考えて、計画的に貯蓄をしておくようにしましょう。

【行事が重なる時】優先順位なんて決められない!

3人ともある程度大きくなると、運動会や授業参観などの行事が重なってしまうことがあります。
3人が同じ場所に通っていればいいのですが、幼稚園と小学校などと分かれていた場合は、同日に行事が入ると両方に行くことが難しくなってしまいます。
その場合は、ママとパパと分かれて行ったりするなど、対策を考える必要があります。

【平等が難しい】みんな大好きなのに…

3人とも大好きなのに、なかなか3人を平等に接する事が難しいことがあります。
例えば、3人目が赤ちゃんのうちはどうしても3人目に手がかかってしまいます。
また、3人のうち誰かが受験となった場合も、その子に時間を取られてしまう事もあるでしょう。
接していている時間はなかなか平等にするのは難しいですが、その分フォローをしっかりして、気持ちの上では3人とも大好きで愛していることをしっかり伝えてあげましょう

《3人育児の最高な事》きつい事だけじゃない3選

《3人育児の最高な事》きつい事だけじゃない3選

これまできつい事ばかりご紹介してきましたが、3人育児は決してマイナスな面ばかりではありません。
そこで続いては、3人育児ならではの最高!と思えることをご紹介します。

《毎日が笑顔でいっぱい》毎日大変だけど笑い声がたくさん!

3人も子供がいると、毎日どこかしらで事件がおきて、声がしない時間がありません
主張しないと埋もれてしまう事もあるため、家族での会話も多くなるようです。
常に家の中は賑やかで、大変な事も多いですが、笑顔が溢れています。
悩んだり落ち込んだりしても、子供達の笑顔を見ると、また頑張ろう!と思いますよ。

《3人だけで遊んでくれる》意外と1人時間が取れるかも?!

意外かもしれませんが、3人育児をしているママさんに聞いてみると、子供達同士で遊んでいるので、ママの家での1人時間が取れる!という意見が多かったです。
3人も子供がいると遊びの幅も広がって、長時間一緒に遊んでくれる事も。
幼稚園や学校の延長戦のような感じで遊んでくれているようです。

《最高に可愛く癒しに》我が子はやっぱり最強!

何と言っても、可愛い我が子が3人もいることが最高です!
3人で遊んでいる姿、笑っている姿、寝ている姿など、最高の幸せの瞬間ですよね。
どれだけ疲れてしまっても、我が子たちの姿をみると疲れが吹っ飛んで癒されてしまいます

《3人目出産の乗り越え方》3選

《3人目出産の乗り越え方》3選

3人目を出産するにあたって、不安や悩みは絶えないかと思います。
最後に3人目出産を乗り越える、3つのポイントをご紹介します。

【上の子達を即戦力に】子供達に協力を頼もう!

何かと大変な面ばかり考えてしまう上の子供達ですが、考えを変えてママをお助けする即戦力になってもらえるようにしましょう。
例えば、オムツを持って来てもらったり、泣いていたら教えてくれたり。
難しいことではないけれど、「これをやってくれると助かるな」と思うことを、出産前に上の子達にできるように教えてあげましょう

【自信と楽しむ気持ち】経験が支えてくれる!

1人目と2人目の経験は何よりのママの自信に繋がると思います。
不安な事はたくさんあると思いますが、意外と出産後に感覚が蘇って来てすんなりと育児ができるママが多いようです。
知っている事が多いからこそ、1人目2人目よりも赤ちゃんのお世話に余裕を持って過ごすことができるようですよ。
大変な日々の中でも、自信を持って楽しむ気持ちを忘れずにしましょう。

【人・物・ツールを徹底的に活用】頼れるものは全て駆使!

子供の人数が増えれば、必然的に毎日の中でやらなければいけない事が増えます
やる事は増えても、ママの数は変わりません。
そのため、頼れるものは全て頼る気持ちでいきましょう。
協力してくれる人、時短や便利アイテム、行政のサービスなど、できれば産前に調べておき、いつでも活用できる状態にしておきましょう

《まとめ》3人目の出産はきつい事も多いけど、その分幸せが何倍にも増える!

《まとめ》3人目の出産はきつい事も多いけど、その分幸せが何倍にも増える!

今回は3人目の出産にまつわる、きつい事をご紹介させていただきました。

3人目の出産は、産前から産後まで大変なことが多くあります。
3人目を出産する、という事だけではなく、上の子達のフォローが必要になったり、年齢による体調の戻りが悪かったり。
なかなか思い通りに行かないことばかりかもしれません。

しかし大変なことばかりではなく、楽しいことも多くあります!
家族が増え、可愛い我が子が増えることは、この上ない幸せです。
きつかったことも、いつかは笑い話になります。

その日まで、ママ業大変ですが頑張っていきましょう!

この記事のライター

小鳥遊きさ

小鳥遊きさ

令和生まれの年子を育てる、主人のことが大好きなアラサー主婦です。 主人の転勤で、完全に未知なる土地で出産、育児を行なっています。 里帰りなし!親族の協力ゼロ!手伝ってくれる人は主人だけ!という環境のもと、 髪を振り乱し、白目を剥きながら、365日24時間チビ怪獣たちと格闘しています。 悩み、奮闘する1人のママとして、経験してきたことなどを発信していけたらと思います。 また趣味の料理や旅行をゆっくりできる日を夢見て、今日も主人と2人頑張ります!