ネントレはいつから?生後2か月でねんねトレーニングに成功した方法
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あなたは、毎日楽しく子供と過ごせていますか?
「夜泣きがひどくて、毎日夜が来るのが怖い」
「早く寝てほしいのに寝なくてイライラしてしまう」
という、経験はありませんか。
赤ちゃんがぐっすり寝るためには、寝やすい環境と、上手に寝ることのできる体を育てることが大切です。乳児の睡眠トラブルは、大きくなれば落ち着くといわれることもありますが、「いつになったら落ち着くの・・・」と育児ストレスを感じてしまう方も多いですよね。
ベビーマッサージ資格取得、子供の姿勢改善アドバイザーなど、乳児の発達について学び、自身の子供が生後2か月から夜7時間連続で寝るようになった、ネントレ法をご紹介します。
あなたとお子さんに合った、ネントレ法を見つけられれば、ぐっすり寝られるようになり、子供との時間もより楽しく、幸せになりますよ。
Table of Contents
ネントレってなに?睡眠サイクルは?寝ない原因は?赤ちゃんの睡眠の基本
赤ちゃんは、どうしたら自然と寝ることができるのかということを知ると、赤ちゃんと親にとってストレスが少なく、ネントレを進めることができます。
まずは、赤ちゃんの睡眠の基本について知ってみましょう。
そもそも、ネントレ(ねんねトレーニング)って何?
ネントレ(ねんねトレーニング)とは、抱っこや添い乳をしなくても、赤ちゃんが朝までぐっすり寝ることができるようにする、トレーニングのことです。
赤ちゃんは生まれるまで昼夜問わず寝たいときに寝て、起きたいときに起きていました。
しかし、これから生活をしていくためには、夜は寝る、朝は起きる、というサイクルを作る必要があります。赤ちゃんが自分で睡眠を管理できるようになることは、赤ちゃん自身の成長にもつながっていきます。
月齢別赤ちゃんの睡眠サイクル
目安となる赤ちゃんの睡眠サイクルをご紹介します。
新生児期
- 1日の睡眠時間は、16~20時間ほど
- 1~2時間起きて、1~4時間寝るサイクルを、昼夜問わず繰り返す
生後3ヶ月ごろ
- 1日の睡眠時間は、14~15時間ほど
- 3~4時間続けて寝るようになる
生後6ヶ月ごろ
- 1日の睡眠時間は、13~14時間ほど
- 6~8時間連続して寝るようになる
- 1.2回、2~4時間ほどの昼寝をする
- 脳の発達により、この時期から睡眠トラブルが始まる場合もある
1歳ごろ
- 1日の睡眠時間は、11~12時間ほど
- 1回程度、1.5~3.5時間の昼寝をする
- 昼夜のサイクルが整いやすくなり、夜を中心に寝るようになる
赤ちゃんが寝ない理由
目安となる、赤ちゃんの睡眠サイクルはありますが、実際に子育てをしていると、「その通りにいかない・・・」ということも、多々ありますよね。
快適に赤ちゃんが寝てくれるように、寝られなくなる要因は積極的になくしていきましょう。
睡眠リズムが安定していない
1歳ごろまでは、体内時計を調節するホルモンの、分泌バランスが整っていなく、睡眠リズムが安定しにくいと言われています。
体の調節だけでは、睡眠リズムをつくることは難しいため、しっかり起きる・しっかり寝ることのできる環境づくりをしましょう。
体の不快感
おむつも変えた、授乳もした、けれどもずっと泣いて寝てくれない、泣いている理由が分からなくてイライラする、という経験はありませんか。
赤ちゃんが感じる体の不快感の要因は、さまざまあります。
- 湿疹、おむつかぶれなどが痛いかゆい
- おむつや衣服の線維が刺激となってかゆい
- 便秘、げっぷが出なくておなかが張る
- 鼻がつまる、泣くことで体が反って、呼吸がしにくい
- 眠いけれどもどうしたら眠れるのか、分からない
- 体が緊張して、力が入っている
心の不快感
心の不快感は、取り除くことが難しい場合もあり、大人にはどうしようもできないこともあります。
- 寂しい気分
- 寝ることが怖い、不安を感じる
- 日中に受けた刺激が強くて、興奮して寝られない
- 今は寝たい気分じゃない
- 周りに気になるものがある
そういうときは、いったん寝ることを諦めて、手遊び歌やベビーマッサージをして、違うことに気を紛らわせるようにすると、すんなり寝てくれることもあります。
環境の不快感
環境の不快感は少しの努力で解消がしやすいので、積極的に見直していきましょう。
- 暑い寒い(温度・湿度・掛け布団や衣服での温度調節)
- 照明が明るすぎる、暗すぎる
- 音がうるさい
- クーラーや暖房などの、風が当たる
ネントレっていつから?始め方・進め方
SNSで話題のジーナ式・ファーバー式のネントレについて、具体的なやり方をご紹介します。
基本のやり方はありますが、とらわれすぎず、できそうなことから始めてみることが、ネントレを成功させるポイントです。
乳児のネントレ開始時期は
ネントレ開始時期は、明確な時期が決まっているわけではありませんが、生後4~6ヶ月ごろを勧めていることが多いです。
理由としては、
- 3、4時間以上まとまって寝るようになる
- 朝起きる時間、夜寝る時間が一定になりやすい
- 夜間授乳が減ってくる
- 睡眠サイクルが発達しはじめる
と、いわれています。
赤ちゃんの睡眠ペースが一定になり始める時期であり、新生児期に比べると比較的ネントレを進めやすいため、推奨されています。
ジーナ式・ファーバー式ネントレ
ジーナ式・ファーバー式ネントレという言葉を、聞いたことはありますか?
欧米発祥の、ネントレ法のことです。
ベビーベッドを主流とした欧米式ネントレでは、親のいない部屋で赤ちゃんが、一人で寝られるようにすることをいいます。
日本では、布団の文化があるため、家族全員で川の字で寝ることが多いですが、欧米式ネントレを参考にして、ネントレを進めているお母さんも増えてきています。
ジーナ式ネントレとは
授乳やお昼寝・お風呂の時間など、1日のスケジュールが細かく決められているという特徴があります。
お昼寝の合計時間と回数が決められており、
- 0~1ヶ月 5時間程度
- 1~2ヶ月 4~4.5時間程度
- 2~3ヶ月 3.5時間程度
- 3~6ヶ月 3時間程度
- 6~12ヶ月 2.5~3時間程度
をお昼寝の時間とします。
また、回数は1日2~3回にとどめるとされています。
お昼寝以外の決まり事は、
- 寝かしつけ30分前までに、授乳を終える(授乳後すぐに寝かせない)
- ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせ、大人は別室にいく
- 寝る時の部屋は真っ暗
- 10分たっても赤ちゃんが寝ない場合は、様子を見に行くが、抱っこはしない
- 朝は7時起き、19時に寝る
- 朝起きた7時から、夜寝る19時までの間に、必要量の授乳をする
- 授乳後は、遊びの時間をとる
と授乳やお風呂、起床就寝の時間がきっちり決められており、1時間ごとのスケジュールを守ることが、ジーナ式のポイントです。
ファーバー式ネントレとは
ファーバー式は、寝かしつけ時の方法に特徴があります。
寝かしつけをするときに、赤ちゃんが泣いていてもすぐに寝室には入らず、初めは3分待ちます。その後、赤ちゃんの近くにいき数十秒声をかけ、そのまま泣き続けていたとしても、再び部屋を去ります。
このことを繰り返しながら、赤ちゃんが泣いてから声をかけにいくまでの時間を少しずつ長くして、赤ちゃんが一人で寝る力を育てます。
1日目 | 1回目の声掛け | 3分 |
---|---|---|
2回目の声掛け | 5分 | |
以降の声掛け | 10分 | |
2日目 | 1回目の声掛け | 5分 |
2回目の声掛け | 10分 | |
以降の声掛け | 12分 | |
3日目 | 1回目の声掛け | 10分 |
2回目の声掛け | 12分 | |
以降の声掛け | 15分 |
声をかけるときには、あやすことが目的ではなく、
- 赤ちゃんの状態のチェックする
- 大人が近くにいて見守っている、安全な状態であることを伝える
- 自分の力で寝る経験をする
上記のことを意識して、声をかけるようにしましょう。
ネントレでいつから泣かなくなる?
ジーナ式、ファーバー式ネントレの一番ストレスとなるポイントは、泣いていても抱っこしたりせず、我慢しなくてはいけないことです。赤ちゃんが、かわいそうでネントレを続けることが、心苦しくなる方も多いです。
ジーナ式ファーバー式ネントレを実践した方によると、4日目ぐらいから泣くことが減り、1週間ほどたつと、自分で寝られるようになったという方もいます。
3日目ぐらいまでは、ギャン泣きを覚悟した方がよさそうですが、ネントレにも合うもの合わないものがあるため、1週間してみて効果が感じられない場合には、別の方法を試してみる必要があるかもしれません。
夜間断乳はいつから?添い乳はどうやってやめる?
夜の授乳の仕方については、習慣化されてしまっていると、簡単にやめることができず、お母さんの負担はもちろん、赤ちゃんにとっても続けていていいのかと不安になりますよね。
夜の授乳の仕方を、見直してみましょう。
夜間断乳
夜間授乳をする必要性は、以下のものがあります。
- 赤ちゃんは一度に多くの母乳・ミルクを飲めないため
- 体内時計が整っていないため、2.3時間ごとに起きるのと同時に、おなかがすいてしまう
- お母さんの母乳の分泌を促すため、乳腺炎のリスクを減らすため
では、夜間断乳はいつからしてもよいのでしょうか。
決まった時期が決められているわけではありませんが、一度に母乳やミルクを飲める量が増えてくると、夜間断乳が進むといわれています。
離乳食をしっかり食べられるようになる生後7.8ヶ月ごろに落ち着く子もいます。
生まれたての赤ちゃんにとって、夜間の母乳・ミルクは必要なものなので、生後5~6ヶ月ごろまでは続けることがおすすめです。
添い乳
添い乳をすると落ち着いて寝てくれやすくなりますが、ずっと続けるとなると、お母さんの負担が大きいですよね。添い乳をやめる方法は、以下のものがあります。
- 添い乳以外の入眠方法を身につけてもらう
(添い寝・抱っこ・入眠グッズを決めるなど) - 夜間断乳をする
添い乳をやめると、初めは赤ちゃんがギャン泣きをしてしまうかもしれませんが、1週間ほど続けると、ないことが当たり前になってくるため、別の方法でも寝るようになってくれます。
生後2か月で夜7時間寝るようになった、泣かせないネントレのやり方
私が子供のネントレをしていた時期に、実際にしていたネントレ法をご紹介します。
さまざまな方法を試してみて、一番合うものを見つけましょう。
新生児期からネントレを始める
夜間授乳をやめることや、部屋に一人寝かせるネントレをするということではなく、寝る環境を整えることは、新生児期からしましょう。
そうすることで、睡眠サイクルが整いやすくなり、寝ることが上手になります。
夕方から寝るための環境をつくる
赤ちゃんは、親が寝かせたい時間にいきなり寝る準備をされても、体が追いついていかず、それが原因で泣いてしまう子もいます。部屋の明るさが急に暗くなった、音が急になくなったなどの環境の変化にとても敏感なため、慣れるまでに時間が必要です。
寝るモードに徐々にしていくために、数時間前から照明・音を調節することがポイントです。
夕方以降テレビはつけない
テレビの光・音は、赤ちゃんにとっては刺激が強いです。
赤ちゃんが、テレビのほうに目を向けていないとしても、光・音の感覚は感じ取っています。
寝る前に授乳をしながらテレビを見るという方もいるかもしれませんが、夕方以降は静かな環境で過ごすようにしましょう。
夜にむけて照明を暗くする
夕方以降は、間接照明にしたり、照明の明るさを半分以下にしたりします。
音と同様、いきなり明るさが変わると、赤ちゃんはびっくりしてしまうため、段階を踏んで部屋を暗くします。
料理など明るい場所でないとできないことは、日中に終わらせておき、おむつ替えの時も照明を変えずに行いましょう。
寝室におもちゃや気になるものを置かない
さまざまな工夫をしていても、赤ちゃんが落ち着かないという場合は、まだ体が寝るモードでなく、目に入ったおもちゃなど気になるものを触りたいと、ぐずっているのかもしれません。
寝る部屋には、不要なものは置かず寝ることに集中できる環境をつくりましょう。
また、寝かしつけ時に携帯電話を持っていると、着信音やバイブの音が気になってしまう場合もありますので、違う部屋に置いておくようにしましょう。
上手に寝ることができる体を育てる
赤ちゃんは、上手に寝ることができなくて泣いてしまう場合があります。
大人も睡眠障害など、寝ることに関してのトラブルを抱えている人がいることと同じように、寝ることが得意になるための体づくりも大切です。
そして、しっかり寝るためには、しっかり起きることが必要です。
頑張って寝かそうという意識ばかりでなく、起きている時間の過ごし方も見直してみましょう。
背中スイッチを発動しないようにする
抱っこをしていて、布団におろすと泣いてしまうという経験はありませんか?
抱っこをされている時には、赤ちゃんの姿勢は丸い状態ですが、布団に下ろされて背中・おなかが伸びると、変化にびっくりしてしまうため、泣いてしまう子もいます。
そうならないために、赤ちゃんをタオルでつつんで、抱っこすることがおすすめです。
布団に下ろすときには、タオルごと体勢を横向きにして寝かせます。
すると、抱っこされているときと体勢の変化が少なく、赤ちゃんは安心して眠りやすくなります。
その際、タオルが、赤ちゃんの口を覆わないように注意しましょう。
日中は日光を浴びさせる
日光に当たることで、体内で分泌されるセロトニンというホルモンが、精神・体のバランスを整えてくれます。特に、朝起きた時にはベランダなどにでて、日に当たるようにしましょう。
1日15~30分程度が理想なため、1回に15分以上もベランダにいられないという場合には、朝昼と数回にわけたり、散歩に出たりしてもいいでしょう。
昼は寝たいだけ寝かせる
昼間に寝かせすぎると、夜寝られないといわれることが多いですが、夕方6時まで寝ていたのに、起きて授乳をして、また8時ごろから朝まで寝るということもありました。
寝たいタイミングで寝られないと、ストレスになってしまい、逆に夜寝ようとしたときにぐずってしまうということもありますので、赤ちゃんのペースをみながら、ネントレを進めていきましょう。
泣かせないネントレにおすすめ。添い寝ネントレのやり方
ジーナ式・ファーバー式ネントレは、ベビーベッドが主流の欧米式のものですが、日本式の布団での添い寝は、親の負担を少なくネントレができます。
ベビーベッドを使っている方も、可能であれば添い寝でのネントレも試してみることも、いいかもしれません。欧米式のネントレをしたけれども、赤ちゃんが泣いているのを見守ることがつらいという方におすすめです。
赤ちゃんと呼吸を合わせる
添い寝をして、赤ちゃんの呼吸の音を聞いたり、おなかに手を当て膨らんだりしぼんだりするのを確認しながら、呼吸のペースを感じましょう。
そして、赤ちゃんの呼吸のペースに合わせて、自分も呼吸をしましょう。
それだけでネントレになるのかと疑うかもしれませんが、深い呼吸ができるようになり眠りやすくなります。
安心できるお気に入りのものを持たせる
おすすめは、タオルやぬいぐるみ、お母さんのにおいのついたものなどです。
その子によって安心できるものは違いますので、持っているだけで気持ちが落ち着く、お気に入りのものを見つけましょう。
お気に入りのものを見つけることができると、泣いている時にそれを渡すだけで、泣き止んでくれるようになります。
抱っこ・添い乳をしなくても赤ちゃんは寝る
我が家では、新生児期から寝る前の抱っこ・添い乳はしていません。
寝る時間になると布団に寝かせ、泣いていても添い寝でトントンしたり、声をかけてあやしたりするのみです。
抱っこや添い乳だと、赤ちゃんも寝やすくなりますが、ずっと続けることはお母さんにとって負担になりかねません。そのため、初めから寝るときの抱っこ・添い乳はない状態が当たり前にすることも、一つの手ではないでしょうか。
ネントレのメリット・失敗しない方法
ネントレをすることに対して賛否両論ありますが、私はネントレ賛成派です。
ネントレをしたことで、育児の負担がなくなり、自分の時間を確保できるようになり、ストレスが減りました。
ネントレのメリット
- 赤ちゃんとお母さんの生活リズムが整う
- 赤ちゃんが機嫌のいい時間が増える
- 離乳食をしっかり食べてくれる
- 夜泣きがなくなる
- 親の睡眠時間が確保できる
- 自分の時間ができる
- 赤ちゃんの体と心の成長・自立につながる
よく寝ることができると、よく食べよく遊び、しっかり動くと疲れて、またよく寝るという、いい循環がうまれます。
ネントレを失敗しない方法
ネントレのマニュアルや、体験談などを参考にしても、ネントレがうまく進まず不安になることもあるかもしれません。
しかし、とらわれすぎず、参考程度にすることが大切です。
ある程度赤ちゃんのペースで、様子をしっかりと見ながら進めていくことが、失敗をしないためのポイントです。
ネントレマニュアルを参考に。赤ちゃんとお母さんのペースで進めることが大切
実践できそうなネントレ法は見つかりましたでしょうか?
育児の中で睡眠は、大きな悩みとなりやすい問題ですが、解決することで今まで以上に子供との時間が楽しく幸せになります。
ぴったりのネントレ法を見つけ、親子でぐっすり寝ることができる毎日を過ごしましょう。
この記事のライター
すずきあすか
【資格:チャイルドボディセラピスト2級(ベビーマッサージ講師)】 1歳女の子を子育て中、エステティシャン10年目 育児休暇中に、子供の肌や体のことについて興味を持ち、ベビーマッサージ資格取得や乳児の運動発達について学びました。趣味は音楽!子供とリトミック教室や、演奏会に行くことにハマっています。 オーガニック、育児、キャリアについての記事をメインに、育児家事仕事の両立をしながら、ライター活動をしています。