ベビースイミングはいつから始める?体験者が感じた効果(メリット)とデメリット

【医師監修】ベビースイミングはいつから?意味ない?デメリットも解説!

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赤ちゃんの初めての習い事として人気のあるベビースイミング。ベビースイミングには親子でふれあいながら運動できるという魅力があります。

しかし一方で、赤ちゃんをベビースイミングに通わせたけれど、効果を実感できなかったというママたちも。

「本当にベビースイミングに通う意味はあるの?」「興味はあるけど、何のメリットも無いのは嫌だな…」そのような不安を感じるママ・パパも少なくないのではないでしょうか?

この記事では、ベビースイミングのメリットとデメリットを解説するとともに、ベビースイミング経験者の先輩ママたちの”本音”も紹介しています。

赤ちゃんの初めての習い事にベビースイミングを検討しているママやパパは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の監修者

新見正則医院院長 新見正則医

新見 正則
新見正則医院院長

新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
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ベビースイミングってどんなことをするの?

ベビースイミングってどんなことをするの?
ベビースイミングは赤ちゃんとママ・パパ(保護者)が一緒にプールに入り、スキンシップを図りながら簡単な運動を行う教室です。

おもちゃ遊びやリズム体操などを通じて、赤ちゃんは自然と水中での体の使い方を覚えていきます。

ベビースイミングでは、四泳法などの本格的な泳ぎ方は教えてもらえないものの、バタ足などを教えてもらえるスクールもあるので、赤ちゃんのレベルが上がれば自由なスタイルで泳ぐことも可能です。

監修者コメント

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施設ごとにカリキュラムに違いがある

施設によってどんなことをするかは異なります。まず、ベビースイミングに興味を持って、是非見学に行きましょう。外から見ることも大切ですが、可能であれば更衣室やプールサイドの見学もさせてもらいましょう。

ベビースイミングはいつから始めるのがベスト?

ベビースイミングはいつから始めるのがベスト?
ベビースイミングスクールの生徒の受け入れ月齢はスクールによってさまざまですが、生後6ヶ月前後からというケースが一般的です。早いところでは生後4ヶ月や、首が座ったらという基準を設けているスクールもあります。

ベビースイミングを始めるベストタイミングは個人によって異なりますが、いつ始めたら良いのか迷うようであれば、まずは赤ちゃんの腰が座るタイミングを目安に始めてみてはいかがでしょうか?

腰が座ると赤ちゃんは一人で座れるようになるので、ママ・パパのサポートの負担も軽減されますよ。

すでに腰が座っている赤ちゃんであれば、水に恐怖心を抱く前の早い時期か、ある程度大きくなって水遊びを楽しいと感じるようになってから始めるのがおすすめ。水への恐怖心が少ない方が、よりスムーズにレッスンに慣れることができるでしょう。

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水を怖がる前にはじめるのがベスト

可能であれば、赤ちゃんが水を怖がる前にはじめることベストです。赤ちゃんは羊水の中で育っているので、基本的には水の中は怖くないという初期設定になっています。生まれてから徐々に自分の世界を知り始めます。そして怖いという感覚も生きるために身につくのです。怖がる前に水に入れるがキーワードですよ。

べビースイミングはどこでできる?

べビースイミングはどこでできる?
コナミスポーツクラブやルネサンス、セントラルスポーツなどのプールを備えたフィットネス施設や、キッズのスイミングスクールではベビースイミングクラスを開催しているところが多くあります。

また、公営プールでもベビースイミングを行っている場合もあるので、お近くのプールがある施設に問い合わせてみましょう。

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インストラクターに習うことがおすすめ

実はどこでもできるはずです。しかし、経験豊かなインストラクターの指導下に行うことが大切です。ですから、ベビースイミングと標榜しているプールにいきましょう。くれぐれも自宅のお風呂に子供を沈めないようにして下さいね。水が怖くなくなれば、子供が勝手にお風呂で潜るようになります。

ベビースイミングの月謝やコストはいくらかかる?

ベビースイミングの月謝やコストはいくらかかる?
ベビースイミングは週1回のプログラムから通い放題のフリープログラムまで、スクールによってシステムが異なります。そのため月謝の額もスクールによってまちまちなのですが、相場は月額4,000円~10,000円程度です。

そして月謝に加えて水着代とスイムキャップ代も必須です。また、スクールによっては、入会金や教材費、スクールバッグや水遊び用のオムツの購入費用などが掛かる場合もあります。

このようにベビースイミングに掛かる費用は、スクールによって差があるので、入会前によく確認しておきましょう。

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月謝と質は比例しない

実は難しい質問で、月謝が高い方が良さそうな気がしますが、実は月謝と質はそれほど比例しません。ベビースイミングだけで収益を上げようと思うと、高額となりますが、将来に亘ってプールに来てもらうことが目的であれば、いっそ無料でもいいのです。将来の顧客を取り込むためのベビースイミングと割り切っている施設もあります。

親が泳げないと通わせられないの?

親が泳げないと通わせられないの?
泳ぎが苦手なママ・パパの中には「わが子には泳げるようになってもらいたい」という理由から、赤ちゃんをベビースイミングに通わせようと考える人もいることでしょう。

しかし、ベビースイミングでは、必ず保護者が赤ちゃんのサポートを務めなければならないため、「泳げない自分にサポートができるかな?」と不安に感じている人もいるかと思います。

ですが心配はいりません。ベビースイミングではプールに入ることはあっても、基本的に泳ぐことはないので、水泳経験が少ないママ・パパでも問題なく参加できます。

ママ・パパの不安は赤ちゃんに伝わるので、たとえ泳ぎが苦手でも、レッスン中には水遊びを楽しむ姿を赤ちゃんに見せてあげてくださいね。

ただし、顔つけや潜水をする機会があるので、それらが難しいママ・パパは入会前にスクールに相談してみましょう。

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泳げない親でも問題ない

ベビースイミングに親の同伴は必要です。しかし、親が泳げる必要はまったくありません。親はプールに子供と一緒に入りますが、インストラクターの指示で子供と戯れていればいいのです。
実は僕は自分がまったく泳げませんでした。金槌です。そんなコンプレックスで生きてきました。子供にはそのような思いをさせたくないので、ベビースイミングには喜んで一緒に行きました。

パパや祖父母がレッスンに参加しても大丈夫?

パパや祖父母がレッスンに参加しても大丈夫?
パパやおじいちゃん、おばあちゃんがベビースイミングに参加するのは全く問題ありません。

パパやおじいちゃん、おばあちゃんがレッスンに参加すれば、日頃の運動不足を解消できるだけでなく、レッスンの間、ママが時間を自由に使えるというメリットも得られます。

大勢のママのなかに一人だけ混じるのは不安という場合は、体験や見学の際に、クラスのパパや祖父母の参加割合を確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、パパの参加は土日クラスが、祖父母の参加は平日午前クラスが多い傾向にあります。

監修者コメント

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実際に僕も参加していました

勿論大丈夫です。ただ、施設の方針にもよりますので、そこは施設に確認してください。僕はベビースイミングによく娘と一緒に行きました。終了後に一緒にアイスクリームを食べることが今から思うともの凄く楽しい思い出です。

ベビースイミングにはメリット多数!赤ちゃんへの効果とは?

ベビースイミングにはメリット多数!赤ちゃんへの効果とは?
ベビースイミングは赤ちゃんが楽しく水に親しむための習い事です。ですが「それならお家で水遊びするのと同じでは?」と思う人もいるかもしれませんね。

しかし、ベビースイミングはただの水遊びではありません。親子で広いプールで行うからこそ、赤ちゃんの体と心、どちらにも良い効果をもたらしてくれるのです。

ベビースイミングには以下のようなメリットがあります。

水に対して恐怖心を持たなくなる

ベビースイミングのプログラムは、遊びを通じて赤ちゃんが水に慣れられるように作られています。そのため、はじめは水を怖がる赤ちゃんも、しだいに「水遊びは楽しいものだ」と認識していきます。

赤ちゃんが水への恐怖心を克服すると、お風呂やシャンプーを嫌がらなくなるので、ママ・パパもお世話がラクになりますよね。

また赤ちゃんが幼稚園や保育園に通うようになると、お友達と水遊びをする機会も増えるかと思いますが、そのようなときにも物怖じせず楽しく遊ぶことができますよ。

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水を怖がらなくするのが最大のポイント

水への恐怖心を植え付けないことが最大のポイントです。水が怖くなければ子供の水泳能力はどんどんと上達します。ですから、一流選手を輩出しているようなスイミングスクールを選ぶ必要はありません。まず、通いやすいプールが最優先と思います。

親子のスキンシップにより五感が育まれる

0歳から2歳の赤ちゃんは、ママやパパなど周りの人に見つめられる、話しかけられる、触れられるという経験を通じて五感を発達させます。

赤ちゃんとママ・パパがスキンシップを交えてコミュニケーションを行えるベビースイミングは、赤ちゃんの五感を育むのに非常に有効であると言えるでしょう。

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着替えも含めてスキンシップできる

そうですね。一緒にプールで遊ぶことはスキンシップに繋がりますよ。ちょっとした挑戦を超幼い時から一緒に経験することがいいのです。プールに入る前、終了後の着替えなどもスキンシップにはいいですよ。

脳の発達が促される

ベビースイミングは脳の発達にも良いと言われています。それは、バランス感覚を要する水中運動によって、脳の空間認知能力が鍛えられるためです。

空間認知能力というのは、物体の場所や向き、大きさなどを正確かつ多角的に把握する能力のことです。

空間認知能力が高いと、自分の体の動きを俯瞰的に捉えられるので、あらゆるスポーツにおいてメリットがあると言われています。

また図形や立体を脳内で素早くイメージできるため、理数系の学習にも有利になるとも言われています。

『プレジデントムック 塾 習い事選び大百科2017完全保存版』によると、東大生の幼少期の習い事ランキングの1位がスイミングで、174人中なんと100人以上(60%)もの東大生がスイミングを習っていたことが明らかになりました。

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空間認知能力アップに繋がる

通常、僕達は2次元で生活しています。鳥のように空を飛べませんからね。でも水には入れます。水は空を同じで3次元です。空間の認知能力が上がります。プールで魚になったように、3次元の世界を楽しむといいですよ。

体が丈夫になる

水中で全身運動を行うことで、心肺機能が高まり、体全体の血流が促されます。すると血液中の白血球の活動も活発になります。

白血球には体内に侵入したウイルスや細菌をやっつける働きがあるので、白血球が活性化すると風邪を引きにくい丈夫な体が作られていきます。

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水に入るだけでも体は鍛えられる

冷たい水に入ることで体は鍛えられます。冬のプールも是非楽しんで下さい。冷たいことに慣れる能力を寒冷馴化といいます。そのような水の冷たさへの挑戦も大切です。体は丈夫になりますよ。

ぐっすり寝るので生活リズムが整う

ぐっすり寝るので生活リズムが整う
「最近、夜泣きがひどい」「お昼寝の時間なのになかなか寝付いてくれない」そんな赤ちゃんの生活リズムの改善にもベビースイミングは有効です。

ベビースイミングでは、赤ちゃんの月齢や体力レベルに合わせてたっぷりと運動させてくれるので、しっかり体力を使った赤ちゃんは寝付きが良くなり、生活リズムもしだいに整っていきます。

また、眠りが深くなるので、夜泣きやお昼寝時のグズりの軽減も期待できます。

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正しい生活リズムにつながる

たくさん運動をするとぐっすり休めます。昔のように外で存分に遊ぶ環境が少なくなりました。プールで存分に体を動かしてください。そしてぐっすり休みましょう。生活のリズムがただしいことが健やかな成長に繋がります。

社会性が身につく

ベビースイミングでは赤ちゃんの社会性を養うこともできます。

先生のお話を聞いたり、同じクラスのお友達と一緒に遊ぶというのは、家族以外の他人、つまり社会と関わる行為です。

幼いうちから他人と関わる機会を設けることで、人見知りをしにくくなったり、同年代のお友達と積極的にコミュニケーションを取れるようになったり、といった社会性が身についていきます。

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集団レッスンで社会性が身につく

プライベートレッスンのベビースイミングは希少です。多くは集団でインストラクターに習います。それがいいのです。いろいろなお子さんと一緒にいることが大切です。並ぶことも、待つことも大切です。その延長線上で社会性が身につくのです。

ベビースイミングのメリットはママ・パパにも

ベビースイミングのメリットはママ・パパにも
ベビースイミングは、赤ちゃんに対する効果が注目されがちです。しかし、ママ・パパにも嬉しい効果が期待できる、まさに一石二鳥の習い事であると言えます。

運動不足が解消されダイエットできる場合も

ベビースイミングはママ・パパの運動不足解消にも役立ちます。

運動の強度を数値化したメッツという単位があるのですが、水中歩行や水中体操などの運動指数は4.0メッツ。この数値は時速4.8kmでのウォーキングや、屋根の雪下ろし、または走ったり歩いたりしながら子どもと遊ぶといった運動と同じ値です(参照:『身体活動のメッツ(METs)表』国立健康・栄養研究所 健康増進プログラム 作成)。

また、水中での軽い運動は、脂肪燃焼効果があると言われる有酸素運動に分類されます。そのため、週に複数回ベビースイミングを行えば、ダイエットの効果も期待できるかもしれません。

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歩くだけでも運動になる

プールで歩くだけでも実は相当の運動になります。泳ぎが上手になると、実は歩くよりも楽です。子供と一緒のベビースイミングは結構疲れますよ。ダイエットにもなります。

ママ友・パパ友ができる

同じベビースイミングに通うママやパパは、あなたと同じ地域に住む人たちが多いので、地域の話題や育児の話題などを通じて、親しくなれる可能性があります。

情報交換ができるママ友やパパ友は、育児をするうえで心強い仲間になってくれますから、ベビースイミングに通う際は、クラスのママやパパたちとコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか。

監修者コメント

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ベビースイミングを機に親もお友達作りを

折角の機会ですから、お友達を増やしましょう。積極的にこちらから声を掛けることがスタートです。声を掛けられるのを待っていてはダメです。いろいろな繋がりを作る能力がご縁につながり、そしてより広い世界への扉が開かれることに繋がりますよ。

ベビースイミングに危険性あり?!注意点とデメリットは?

ベビースイミングに危険性あり?!注意点とデメリットは?
メリットがたくさんあるベビースイミングですが、気をつけるべきデメリットも存在します。

いざスクールに入会してから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前に注意点を把握しておきましょう。

感染症のリスクが高まる

ベビースイミングは赤ちゃんの体を丈夫にしてくれます。しかし、さまざまな人と接触するため、感染症にかかるリスクが高くなることは否めません。

例えば結膜炎や咽頭結膜炎(プール熱)、溶連菌、副鼻腔炎などは、プールでかかりやすい感染症です。

ですが、少し注意するだけでも感染症のリスクを下げることが可能です。

例えば、ベビースイミングクラスの後には赤ちゃんの体をしっかり温める、髪の毛を十分に乾かす、体調の優れない日はお休みする、といった対策を行いましょう。

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実は感染することも大事

実は感染することはリスクですが、上手に感染しながら子供は元気になるのです。感染して病原菌を退治することで免疫力が向上します。逃げ回っていては弱い体になるのです。サッサと感染して軽症で回復することが理想です。そのために日頃から健康力アップが必要で、スイムは最良のトレーニングですよ。

水中毒にならないよう注意が必要

ベビースイミングでは水中毒にならないように注意しましょう。

水中毒とは、水の過剰摂取によって血中のナトリウム濃度のバランスが崩れることにより引き起こされる中毒症です。吐き気、頭痛、発熱などの症状が現れ、ひどい場合には意識障害を引き起こすこともあります。

過去には、国内外問わず、ベビースイミングで赤ちゃんが潜水した際に、大量の水を飲んで水中毒になるという事例がありました。しかし現在では、どのスクールにおいても水中毒のリスク管理を徹底しているので、レッスンが原因で水中毒になるという可能性は少ないでしょう。

とは言え、大人が目を離した隙に赤ちゃんがプールに口を付けて水を飲んだり、おもちゃを咥えて一緒に水を飲み込んでしまったり、という可能性はありえます。レッスン中は赤ちゃんの行動に常に気を配りましょう。

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あまり心配しなくて大丈夫

水中毒になるほど水を飲むことは通常はありません。少々プールの水を飲んでも、オシッコや汗として体外に水分は放出されます。心配無用です。

着替えがめんどう

ベビースイミングでの着替えをめんどうだと感じるママ・パパは少なくありません。

特にレッスン後は、短時間に赤ちゃんを着替えさせ、そして自分も赤ちゃんを見守りながら急いで着替えなければならないので、「まるで戦闘のようだ」と例えるママもいるほど。

ですが、レッスンを重ねるごとに赤ちゃんも着替えに慣れていきますし、成長とともに手がかからなくなるので、着替えの手間はしだいに解消されていく場合がほとんどです。

もし着替えをスムーズに行いたいのであれば、ママはスカートに着替える、同じクラスのママ友と協力して交代で子どもたちの面倒を見ながら着替えを行う、ママとパパでレッスン参加と着替えの役割を分担する、などの工夫をしてみましょう。

監修者コメント

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親と一緒にめんどうごともやることが大事

面倒なことが人生では大切です。そのような面倒なことを親と一緒のやる機会にはベビースイミングはいいですよ。面倒なことをやって、そして楽をする方法を一緒に考えればいいのです。

ベビースイミングが「効果ない」と言われるのはなぜ?

ベビースイミングが「効果ない」と言われるのはなぜ?
メリットがたくさんあるベビースイミングですが、中には効果がないと感じるママ・パパもいます。

その理由は主に2つあります。

赤ちゃんがいつまでも水に慣れない

まず1つ目の理由は、通い続けているのに、赤ちゃんが一向に水に慣れないということ。

その背景には、

  • スクールの環境(音楽やレッスン内容)に馴染めない
  • 苦手な先生やお友達がいる
  • 人一倍水への恐怖心が強い

こういった理由があると考えられます。

赤ちゃんが環境や人に対する苦手意識によって、水への抵抗を感じているのであれば、クラスやスクールを変えることで問題が解決するかもしれません。

ただ単に水を怖がり続ける場合は、改善が容易ではないでしょう。だからと言って、赤ちゃんを水に慣らそうとママ・パパが奮起すればするほど、赤ちゃんにいっそう恐怖心を植え付けてしまい逆効果になることもあります。

このような場合は、赤ちゃんの成長を待ってみるのも手です。

成長とともに赤ちゃんの好奇心も増していくので、自宅での水遊びなどを通じて水への苦手意識が薄れていく可能性があります。そのタイミングに合わせて、再びベビースイミングにチャレンジしてみましょう。

監修者コメント

新見正則医院院長 新見正則医

競争ではないため慌てる必要なし

遅い早いはあっても必ず水に慣れますよ。慌てる必要はありません。競争ではありません。水への恐怖心を植え付けず、一緒に遊ぶことが大切です。

きれいな泳ぎ方を習得できない

2つ目の理由はきれいな泳ぎ方を習得できなかったというものです。

一般的にベビースイミングでは、潜水やバタ足などを教えても、四泳法のような本格的な泳ぎは教えません。

そのため、ある程度泳力を身につけた赤ちゃんの場合、ベビースクールのプログラムに物足りなさを感じるかもしれませんが、だからと言ってスクールの教え方が悪いというわけではありません。

赤ちゃんにきれいな泳法を習得させたいのであれば、2歳半~3歳頃から受講可能なジュニア(幼児)クラスに移行することをおすすめします。

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きれいな泳ぎた方は無関係

きれいな泳ぎ方はベビースイミングとは無関係です。水が怖くなくなれば、そして綺麗に泳ぎたければ、そんなスイミングスクールに入りましょう。幼稚園の間に4泳法はできるようになりますよ。

ベビースイミングをやってよかった?先輩ママの口コミをチェック

ベビースイミングをやってよかった?先輩ママの口コミをチェック
ベビースイミングのメリットとデメリットを紹介してきましたが、やはり一番気になるのは、実際に子どもをベビースイミングに通わせた経験のある”先輩ママのリアルな声”ではないでしょうか。

ここでは「ベビースイミングをやってよかった」という先輩ママの声を紹介します。


同じレッスンを受けている他の子から刺激を受けることは、赤ちゃんの成長にとって非常に有益です。水嫌いを克服できれば、家庭でのバスタイムのお世話がかなりラクになりますね。


赤ちゃんがぐっすり眠ってくれるだけで、育児の負担がずいぶん軽減されますよね。ベビースイミングなら決まった曜日・時間に運動させられるので生活にメリハリを付けられます。


子どもが頑張る姿を目の前で見られるというのもベビースイミングの良いところ。そしてママ・パパのリフレッシュにもなるという点も大きなメリットですよね。

監修者の新見先生のお子さまもベビースイミング経験者

僕の娘は物心つく前の生後6ヶ月からベビースイミングに行っていました。僕も送り迎えしましたよ。

幼稚園の年長さんの時には、4泳法でそれぞれで25m以上泳げました。そして小学生1年の時に「パパも泳ごうよ!」と言われて、金槌だった僕も泳ぎ始めました。

これから娘に「勉強しなさい!」と激励(強制)することもあるだろうと思い、まず自分が娘の願いに沿って行動しようと思ったからです。そして凝り性な僕はランニングを始め、自転車を始め、トライアスロンに挑戦し、その後日本で一番長い距離のトライアスロン(佐渡トライアスロンAタイプ、スイム3.8km、自転車190km、フルマラソン42km)を14時間18分で完走しました。

娘はその前日に佐渡のキッズトライアスロンにでました。良い思い出です。幸い娘には勉強しろ!と言うこともなく、いつのまにか娘は19歳になりました。ベビースイミングは本当に良い思い出です。

新見先生とお子さまがトライアスロンに挑んだときの写真
新見先生とお子さまがトライアスロンに挑んだときの写真

まずは体験レッスンに参加しよう

まずは体験レッスンに参加しよう
ここまでベビースイミングのメリットとデメリットを紹介してきましたが、百聞は一見にしかず。やはり自分で体験して雰囲気を知るのが一番です。

最近では大手スイミングスクールのほとんどがベビースイミングクラスを開講していますから、何件か体験レッスンに参加して、相性がいいスクールを探してみましょう。

ベビースイミングの体験レッスンができる主なスクールと特徴

以下は主要なスイミングスクールとベビースイミングクラスの特徴です。スクール選びの参考にしてみてください。

セントラルスポーツ

セントラルスポーツのベビースイミングでは、すべり台やトンネルなどを使ってアクティブに水と親しみます。3歳を過ぎたらスイミングと、体操やダンスとを組み合わせたお得なコースに切り替えも可能です。会員数の多いスポーツクラブだからか、パパの参加が多めという声も。

TAC(東京アスレティッククラブ)

東京を中心に関東に展開するTAC(東京アスレティッククラブ)のベビースイミングは、生後6ヶ月からの親子のスキンシップを育む「親子水泳」や、水中はしご・ジャンプフロートなどの特殊器具を使った「あくあファントリム」など、多様なコースが設けられています。

コナミスポーツクラブ

一般的にベビースイミングの対象年齢は、生後6ヶ月からのスクールが多いのですが、コナミスポーツクラブは生後4ヶ月から参加できます。またスクールによっては通い放題プランが設けられているので、早い時期から水慣れさせたいというご家庭におすすめです。

ジェクサー・フィットネスクラブ

東京、神奈川を中心に展開するジェクサー・フィットネスクラブのベビースイミングは、スクールによっては対象年齢が3歳11ヶ月までと長いのが特徴。1、2歳からの遅めのスタートでも長期間通うことができます。

スポーツクラブ ルネサンス

ルネサンスのベビースイミングクラスでは、赤ちゃんの”できた”を記録できる特性ノートが配布されたり、かわいい出席シールが貰えたりと、親子で楽しめる工夫が施されています。受講費も比較的リーズナブルです(料金は各スクールにより異なる)。

ベビースイミングは赤ちゃんの体と心が育つおすすめの習い事

ベビースイミングは赤ちゃんの体と心が育つおすすめの習い事
ベビースイミングは赤ちゃんの健やかな体と心を育てるのに有効な習い事です。

世の中にはさまざまな習い事がありますが、ベビースイミングのように親子一緒に楽しめる習い事は限られています。

0歳~2歳という目覚ましい発育期に、赤ちゃんの成長を目で見て肌で感じられるというのは幸せなことではないでしょうか。親子の絆を深めるという意味でも、初めての習い事にベビースイミングをおすすめします。

この記事のライター

方戸モナ

方戸モナ

10歳の子供を持つママライターです。前職は育児用品や幼児玩具を扱う企業に勤めていました。 そこではたくさんのママさんパパさんと関わる機会があり、同じ母親として多くの学びとパワーをいただきました。 私も子育てを頑張るママさんパパさんへ、エールの気持ちを込めて情報をお届けしていきます! 最近のマイブームは、フォームローラーを使って全身をゴリゴリほぐすストレッチです。