赤ちゃんの写真は馴染みのスタジオで!節目ごとの楽しい思い出を作ろう
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赤ちゃんの成長は早く、「できる限り写真として記録したい」と毎日撮影に励むパパママ。しかし「同じような写真ばかりが増えてしまう」とお悩みの方も多いことでしょう。
そんなときはスタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうことをおすすめします。いつもと違う衣装で、いつもと違う赤ちゃんの表情を引き出してくれますよ。
本記事では、赤ちゃん向けのスタジオの種類や値段、写真に残す節目をご紹介。パパママが望むスタジオで、成長の過程を特別な思い出として残しましょう。
Table of Contents
赤ちゃんの写真をより可愛く!スタジオの種類を比較する
赤ちゃんをより可愛く撮影するためには、パパママが納得したスタジオを利用する必要があるります。リラックスできる雰囲気で、こだわりに応えてくれるスタジオを選んでください。パパママも赤ちゃんと一緒に撮影を楽しみましょう。
タイプ1:地域密着型の写真館
地域密着型の写真館は、シンプルで重厚感がある写真を撮ることができます。長きにわたって「写真屋さん」と呼ばれてきた写真館で、パパママが七五三で利用したという方もいるでしょう。
古いイメージがありましたが、現在は二代目・三代目の跡継ぎがリニューアルに成功しイメージチェンジを果たした写真館もあります。老舗の技を活かしつつ、子どもの扱いにも慣れているため安心して任せることができます。
保育園や学校アルバムを担当する写真館もあり、「知っているカメラマン」が撮影してくれるケースも。カメラマンもパパママと同じ目線で、子どもの成長を記録してくれます。
タイプ2:チェーン展開している写真館
チェーン展開している写真館は、大型ショッピングモールや大通り沿いに店を構えていることが特徴です。外から様子を伺うことができ、立ち入りやすいため、地域密着型より気軽に利用することができます。
チェーン展開型の写真館はレンタル衣装の種類が豊富で、子どもが好きなキャラクター商品が置いてあることも。料金も比較的リーズナブルで、頻繁に撮影したいご家族におすすめです。
地域密着型・貸し切り型の写真館は見学に予約が必要なことも多いですが、チェーン展開している写真館はその場で見学が可能なことも。繁忙期でなければ、比較的予約を取りやすい傾向です。
タイプ3:おしゃれな貸し切り型の写真
おしゃれな貸し切り型の写真館は、家族だけのプライベート空間が確保できることが特徴です。赤ちゃんが泣いて他の人に迷惑をかける、オムツ交換でニオイが気になるなどの心配も不要。
撮影用におしゃれなスタジオや店ごとにこだわりを持っていることもあるため、事前に見学する事をおすすめします。またペット同伴や自身のカメラの持ち込みが認められるなど、比較的融通が利くのも貸し切り型写真館。
赤ちゃんも他の人に気を取られることがないため、ゆったりとした流れの中で撮影を楽しむことができます。
タイプ4:自宅や外出先がスタジオ!出張撮影という方法も
自宅や決まった場所で撮影したい場合には、出張撮影という方法もあります。衣装や着付けは自分で準備する必要がありますが、「手間も含めて思い出」と捉える方にはおすすめのスタイルです。気取らない場所で撮影する場合には、お手持ちの洋服で済むことも。
撮影はスタッフ数名とカメラマンがチームで行うことが一般的で、モデルの衣装の乱れに対応したり子どもの表情を引き出したり、準備から撮影まで手際よく行います。
赤ちゃんのお気に入りスポットで撮影したい、移動が困難な祖父母と撮影したい、ペットと一緒に撮りたいなどさまざまなシーンに対応してくれるのが出張撮影です。
スタジオを安い値段で利用するには
せっかくスタジオで撮影するなら、少しでも安い価格で利用したいもの。価格変動するシーズンやポイントをチェックしましょう。自分が譲れない部分と、希望を叶えてくれるスタジオかどうかを併せて確認する事も忘れずに。
ピークシーズンを避ける
七五三や成人式などのピークシーズンを避けて利用すると、費用を抑えることができます。なおかつ日曜・祝日よりも平日の撮影の方が安いことが一般的。
我が家では両親ともに平日に休むことができたため、ピークシーズンを避けて平日利用したところ、3割程度安く利用できました。お気に入りの衣装がみつかっても、ピークシーズンだと予約ができない場合でも、ピークシーズン前後なら予約が可能なことも。
可能であれば、子どもの撮影日程にパパママのスケジュールを調整することをおすすめします。ピークシーズンでも午後なら比較的予約が取れることもあるため、写真館に日程を問い合わせる際には、時間帯も聞いてみましょう。
写真データの制限をチェック
スタジオには、撮影後の写真を1枚ずつ選ぶスタジオと、写真データがまとめて受け取れるスタジオがあります。1枚ずつ選んで購入するスタジオだと、当然購入枚数に比例して料金が高くなります。子どものベストショットを選別しなければならないケースも。
そのため、写真データをまとめて購入できるスタジオがおすすめです。当初とは違うお気に入り写真を発見できたり、年賀状はがきを作ったりできます。
データをダウンロードする写真館の場合には、枚数制限・回数制限・データの保存期間を確認することを忘れずに。子どものベストショットを、さまざまな場面で活用しましょう。
時間課金スタジオならペット参加が可能なスタジオも
撮影人数が多い場合には、時間課金スタジオの方が安くすむことがあります。撮影人数ごとに料金が加算されるスタジオだと、本人・兄弟姉妹・パパママ・祖父母が入れば追加で数万円の負担に。
撮影人数に関係なく時間ごとに課金されるスタジオなら、1時間1万円前後が相場なので、何人で撮影しても金額は変わりません。スタジオによってはペットと一緒に撮影できることもあります。
子どもの記念撮影で家族が集まる機会に、普段は遠慮してしまうパパママ・祖父母も一緒に家族写真を残してはいかがでしょうか。スタジオによっては、ソロショットやご本人以外の着付けに料金が発生することもあるため事前に確認しましょう。
着物や衣装のレンタル代、持ち込み料をチェック
お得に記念写真を撮るなら、着物や衣装のレンタル代、持ち込み料をチェックしましょう。スタジオによって1着で値段設定していたり、セット料金を設けていたりする場合があります。お気に入りの衣装を選ぶ前に、チェックしておきましょう。
スタジオによっては、衣装や小道具に持ち込み料がかからないことも。ママが小さいころに着た衣装やお気に入りの衣装を持ち込んでも良いでしょう。
持ち込みを確認するにあたっては、衣装や小物だけではなく、カメラの持ち込みが可能か確認することも忘れずに。カメラの持ち込みに関しては、規定を設けているスタジオが多いです。
赤ちゃんの写真はいつ撮ればいい?1歳までのお祝い事を確認
赤ちゃんの撮影機会となる大きなイベントを確認しましょう。お祝い事の回数が多いため、何度も利用するのが大変なときは、いくつかのイベントにしぼってスタジオを利用しても。1歳を迎えるまでのお祝い事をご紹介します。
生後1ヶ月のお宮参り
生後1ヶ月で行われるのがお宮参りです。赤ちゃんが無事に誕生したことをその土地の守り神様に報告し、今後の成長を願って神社を参拝します。
人生で初めての神社参拝になるため、スタジオでは着物のほか縁起物のでんでん太鼓や犬張り子、金封などの小道具と一緒に撮影します。慣れない場所や小道具でいつもと違う雰囲気を察する赤ちゃんも。
生後1ヶ月だと、授乳間隔や排便回数が新生児期とあまり変わりません。撮影の際には授乳に必要なものやオムツを多めに準備しましょう。
生後100日のお食い初め
お食い初めは生後100日で行う行事で、赤ちゃんの健やかな成長を祈って祝い膳を準備します。生後100日だと実際に食べられる時期ではないため、「食べる真似」をさせることが一般的です。
スタジオでは祝い膳と一緒に撮ったり、赤ちゃんに着物を着せたり。なかには赤ちゃんに着ぐるみを着せるご家族もいます。
表情が豊かになる赤ちゃんもいるため、写真に残しておくと面白い時期です。大安や友引を選んでお祝いするご家族もいますが、赤ちゃんの体調第一で予定を立てましょう。
生まれてから最初に迎える初節句
生まれてから最初に迎える初節句、女の子なら3月3日、男の子なら5月5日の前後でスタジオ撮影をするご家族もいます。初節句は生まれた月によって成長の具合がそれぞれ異なるため、あまりに小さい場合には一年先送りするケースもあります。
スタジオでは、兜やお雛様と撮影することが一般的で、見慣れない人形を前に不安になる赤ちゃんも多くいます。可能なら、普段から一緒にいる人形やおもちゃを持ち込むと機嫌をとれることもあるため、準備しておいてもよいでしょう。
子どもにとっては、兜やお雛様はまだまだ怖い存在。家に兜やお雛様がある場合には、出張撮影を依頼するのも一つの方法です。
生後6か月のハーフバースデイ
最近では、生後6ヶ月のハーフバースデイが日本でも定着してきました。生後6ヶ月になると、お座りやずり這いを始める時期。赤ちゃんに動きが出てくるため、ポーズを作って撮影しても面白いでしょう。
しかし発達が早い赤ちゃんは人見知りをするケースも。知らない人が近づくと泣いたり、ママから離れなくなったりすることもあるため、可能なら打合せや衣装合わせの機会にスタジオに連れていきましょう。気に入ったスタッフやおもちゃがみつかれば、撮影もスムーズに進みます。
また撮影に関わるスタッフが赤ちゃんと適度な距離を取ることで、人見知りが落ち着くこともありますよ。
生まれてから初めてのバースデイ
生まれてから初め迎えるバースデイは特別なものです。無事に成長した喜びをみんなでお祝いしましょう。地方によっては、「選びとり」や「一生餅」などを行うことも。
スタジオではレンタルできる衣装の幅が広がり、ドレスやタキシード、着ぐるみを着て撮影します。一人歩きをする子はまだ少ないですが、できる動作が増えるためベストショットが狙えます。
しっかりしてきたように見えても、泣いたりママから離れなかったりすることもあるため、撮影時には赤ちゃんからママの姿が確認できるようにしておきましょう。
相性が良い末永く付き合える写真館がおすすめ
ここまで紹介したスタジオに気になるものはあったでしょうか。どのスタジオがよいか、どんなときに写真を撮るのか、写真を撮るシチュエーションやそのときの好みによって選ぶスタジオは変わります。
スタジオの選択に迷ったら、「スタジオのキャッチコピー」を参考にするのも良い方法です。スタジオのコンセプトや写真から自分のイメージと擦り合わせることができるため、「失敗した」という事態を避けられます。撮影以前のスタジオ選びも含めて、ぜひ楽しい思い出にしてください。
この記事のライター
青空 太陽
【資格:病院勤務 / 診療放射線技師】
小学生の双子を育てながら、Webライターとして活動中。
双子の乳幼児期の度重なる入院・手術の経験、自身が持つ医療系国家資格を活かして、
多胎児の育児・障害児の育児についても分かりやすく発信できたらと思っています!
最近はまっていることは、調理家電をフル活用した料理とゲーム、家庭菜園。
子供達も野菜同様、まっすぐ素直に味わい深く育って欲しいと願う今日この頃です。