ファーストシューズとは?選び方からサイズ合わせのコツをご紹介

赤ちゃんが1番最初に履く靴のことを「ファーストシューズ」と呼ぶのをご存じですか?

ヨーロッパでは「ファーストシューズは幸運をもたらしてくれる」という言い伝えがあるほど、こだわりを持って選ぶ最初の一足なんです。

よちよち歩きを始めたばかりの赤ちゃんが、これから元気に走り回れるようにサポートしてくれるファーストシューズ。健やかな足の成長を祈って、適切な靴選びをしたいものです。

この記事では、靴を履き始める時期から、適切な選び方、足のサイズの図り方まで、ファーストシューズにまつわるあれこれをご紹介していきます

「初めてのお靴だからこそ、こだわって選びたい!」とワクワクしているお父さん・お母さんが、こだわりのファーストシューズを見つけるお手伝いが出来たら幸いです。

ファーストシューズとは?

「ファーストシューズ」という単語を聞いたことがありますか?
赤ちゃんのお迎え準備グッズの中には入っていないものだけに、耳慣れないという方も多いかもしれません。

赤ちゃんにとって大切なファーストシューズとは?

「ファーストシューズ」とは、赤ちゃん生まれて1番最初に履く靴のことです。
最初は家の中で「靴を履く」ということに慣れるところから始まり、お散歩デビューの時に履いていくものです。

安全な家の中から、外の世界へ歩いていくのをサポートしてくれるのがファーストシューズです。だからこそ、サイズや機能面をしっかりとチェックして買いたいものです。

ファーストシューズが幸運をもたらすって本当?

ヨーロッパを起源とする言い伝えがいくつかあります。

  • ファーストシューズを玄関に飾っておくと幸運が訪れる

出産祝いなどでファーストシューズを贈りあうことが多いからかもしれません。生まれてすぐに頂いてから、実際に赤ちゃんが歩けるようになるまでの間、かわいい小さな靴を玄関に置いておくという風習があるのだとか。

  • ファーストシューズを叔父・叔母からもらうと幸運が訪れる

赤ちゃんのお父さん・お母さんではなく、親族から靴を頂くと幸運が訪れるとも言われています。「赤ちゃんが走り回るのを楽しみにしてくれている人は、沢山いるんだよ」ということを、体現できるからではないでしょうか。

赤ちゃんはいつ頃ファーストシューズデビューするの?

生まれる前からプレゼントとして頂くこともあるファーストシューズですが、実際に赤ちゃんが履き始めるのはいつ頃なのでしょうか。

赤ちゃんの歩みは、ソファーなどに掴まりながらのつたい歩きから始まり、少しずつ数歩からバランスが取れるようになっていきます。

そして一般的には「10歩ほどバランスをとって歩けるようになった頃」から、ファーストシューズデビューするケースが多いです。徐々に歩けるようになってきて、本格的に歩く練習が始められるタイミングを迎えるからでしょう。

ファーストシューズの選び方のポイント

子育てを初めてするお父さん・お母さんからすると、赤ちゃんが歩けるようになる姿は感動するものです。そんな頑張る赤ちゃんをサポートしてくれるファーストシューズは、どのようなものを選んだら良いのでしょうか。

ファーストシューズ!平均的なサイズは?

ファーストシューズを取り扱っているブランドは沢山ありますが、一般的にこのようなサイズバリエーションを揃えていることが多いです。

年齢サイズ
0歳~1歳8~11㎝
1歳~1歳半11~13㎝
1歳半~2歳12~14㎝
2歳~3歳13~15㎝

もちろん赤ちゃんの体の大きさによって差はありますが、ファーストシューズを買うのが「歩き始める頃」の「1歳を迎えるか否か頃」だとすると、11㎝辺りが多いと言えるでしょう。

ファーストシューズはサイズ合わせが大切

プレゼントで頂いた場合を除き、自分でファーストシューズを買う場合は、必要なタイミングを待ってから買うのが賢い選択です。

小さければ小さいほど可愛く、つい手に取ってしまいますが「10歩ほど歩けるようになる」タイミングは、赤ちゃんによってバラバラです。その間に足のサイズも変わってしまうので、必要な時を見極めてから買うのがオススメです。

ファーストシューズで大切なのは「ピッタリのサイズを選ぶこと」。サイズが大きくて足にフィットしていないと、赤ちゃんの足に負担がかかってしまいます。また変な歩き方の癖がついてしまう恐れもあるので、サイズ合わせは特に意識していきましょう。

ファーストシューズは見た目より機能性重視で

お店に行くと、可愛いものからオシャレなものまでラインアップは沢山ありますが、ファーストシューズでこだわるべきは、見た目より機能だということをお忘れなく!

通気性が優れた素材であること

全身で踏ん張りながらよちよち歩きをする赤ちゃんの足は、とにかく汗をかきます。靴を履くときに靴下も履かせるのはもちろんですが、出来るだけ通気性の良い素材やメッシュになったものを探しましょう

つま先が反りあがった形であること

赤ちゃんのペタペタとした歩き方は、土踏まずがしっかりと出来上がる3歳ころまで続きます。見ていると可愛らしいよちよち歩きですが、足先をしっかりと上げて歩くのが難しいので、つまづいて転んでしまうことが多いです。

ファーストシューズを選ぶときは、ソールの前面が反りあがった形のものを選ぶと、転倒防止に繋がります

しっかりしたサポートタイプ

赤ちゃんの靴というと、可愛らしくて柔らかい素材をイメージしてしまいますが、ファーストシューズとして選びたいのは、足をがっちりサポートしてくれる素材のものがオススメです。

ソールは足の裏へのダメージを吸収してくれるクッション性の高いもの、なおかつ適度に曲がって足の動きを妨げないものが良いでしょう。

柔らかい足首をサポートしてくれるハイカットなものだと、なおさら良しです。足首を固定してくれるだけでなく、足が靴の中で前にズレるのを防いでくれます。

歩きやすい軽い素材であること

今まで靴下しか履いていなかった赤ちゃんからすると、靴を履くというのは新しい感覚です。その上、自分の体の重さを支え続ける必要があるので、靴は出来るだけ軽く履いていて疲れないものが良いでしょう。

履かせやすいタイプであること

赤ちゃんとの外出は、お父さん・お母さんにとって慣れるまで一大事です。ただでさえ荷物が多く、ドタバタするタイミングでは、さくっと履かせられるタイプの靴がラクチンです。

慣れないうちは嫌がるという赤ちゃんもいるので「履かせるのに手間取っている間にご機嫌斜め…」なんてことに陥らないように、甲の部分が大きく開いて、スポっと履かせられるものを選びましょう

専門家のいるお店でファーストシューズは選びたい!

「ファーストシューズ」が赤ちゃんの成長を祝うための大切な一足であると同時に、赤ちゃんの足の成長を促す重要なアイテムだということが分かりましたでしょうか。

そんな大切な「最初の一足」は、専門家のいるお店で選ぶことをオススメします。赤ちゃんによって足の形や歩き方が異なるため、単純にサイズ合わせだけでなく、適切なアドバイスをしてくれるからです。

デパートはもちろん、少し大きめの子供服屋さんなどでも専門のスタッフがいるお店は増えています。最初の1足目を大切なものにするべく、相談しに行ってはいかがでしょうか。

ファーストシューズ購入に向けた足のサイズの図り方

「ファーストシューズはピッタリサイズが大切」とは分かったものの、一体どうやって赤ちゃんの足のサイズを図るの?と、疑問に思っている方も多いかもしれません。具体的な方法をご説明していきます。

赤ちゃんの足のサイズはどうやって図るの?

少しの準備が必要ですが、自宅でも足のサイズを図ることは可能です。

  1. オンラインで配布されているスケールをプリントアウト
  2. スケールに合わせて、赤ちゃんをまっすぐ立たせる
  3. 定規などを当てて、つま先の先端が何㎝かを確認する

赤ちゃんの足の計測は「まっすぐ立たせる」のが難しいですが、お父さんが立たせながら、お母さんがサイズ確認をするなど、チームプレーで図ることをオススメします。

一方、専門店でプロのスタッフが計測する場合は、足の長さだけでなく、横幅や甲の高さも合わせて確認してくれます。赤ちゃん一人ひとりにぴったり合う、適切なファーストシューズ選びが出来るので、やはりお店に行くのがベストと言えるでしょう。

意外と早い!ファーストシューズのサイズアウト

こだわりを持って選ぶファーストシューズですが、実は赤ちゃんの足の成長はとても速いんです。一般的には「3か月程度」でサイズチェックすることが推奨されています。

つま先に5㎜程度の余裕が保たれているのが好ましく、触った時に隙間がなさそうだな…と感じられたらサイズアウトかもしれません。

また、3か月くらい履きつぶす頃には、よちよち歩きから、少しずつ自信をもって歩くようになっているでしょう。沢山歩けるようになってくると、歩き方も変わってくるので、ファーストシューズを卒業するのにちょうどよい頃合いと言えます。

健やかな足の成長のためにも小まめなサイズチェックを!

「せっかくこだわって選んだ1足が3か月程度でサイズアウト!」というのは、少し寂しい気持ちになるかもしれません。それでも、赤ちゃんの足のことを考えると、定期的に買い替えるのは大切なことです

大きすぎるサイズを履くのはNG

長く履いてほしいからと、大きめの靴を履かせるのは赤ちゃんの足にとってよくありません。靴の中で踏ん張る必要が出てくることで、歩き方に歪みが出てくるといわれています。

小さすぎるサイズを履くのもNG

一方で、勿体ないからと小さくなっても履かせていると、今度は足の骨の成長に影響が出てきます。靴の中で足の指がのびのび動き回ることが、体のバランスを取ったり、成長に必要な筋肉をつけることに繋がります。

足の形がゆがむおさがりもNG

お下がりを譲り受けるのは、出来れば避けたいところです。どれくらい履いたのかにもよりますが、インソールや靴底が前の子の歩き方の癖を受けて、すり減っている可能性が高いからです。

その状態で赤ちゃんが履くと、歩き方に変なクセがついてしまいます。また、すり減ったソールでは、バランスを取るのが難しく、転倒に繋がる恐れがあります。

プレゼントにオススメしたいプレシューズ

お友達の出産祝いなどで靴をプレゼントしたい!という場合には、ファーストシューズよりも「プレシューズ」の方がオススメです。

可愛くて重宝されることの多いプレシューズとは、一体どのようなものでしょうか。

プレシューズとは?ファーストシューズとの違いは?

「プレシューズ」とは、ファーストシューズデビューする前に、家の中で練習として履く靴のことです。

一般的には立てるようになってきた頃にデビューする子が多く、家の中で「何かを履く」ということに慣れるために、履かせることが多いです。

プレシューズファーストシューズ
いつから?立てるようになったら10歩ほど歩いたら
どのようなもの?ソックス型・ソフト素材の靴型しっかり素材の靴型
どこで?室内用屋外用
目的何かを履くことに慣れる歩くことに慣れる

赤ちゃんによってはファーストシューズを履くと「足に何かついている!」「なんだか足が重たい!」と不快感を覚える子もいます。

「頑張ってよちよち歩きを始めたところで、靴のせいで歩くのが嫌になってしまったら可愛そう…」と心配して、早めにプレシューズから練習しておくのが良いかもしれません。

室内で練習するのはもちろんですが、ベビーカーでお出かけするときに「外出時は靴を履く」というルーティンを身に着けるためにも、プレシューズから始めるご家庭も多いです。

プレシューズがオススメの理由とは?

出産祝いなどで赤ちゃんに靴をプレゼントするなら、ファーストシューズよりもプレシューズの方がオススメです。

とにかく小さくて可愛いプレシューズ

ファーストシューズは可愛さよりも機能面が全面に押し出されたものを選ぶ必要がありますが、プレシューズはただただ可愛い!というだけで選んでOKです

色合いもポップで可愛いものから、いかにもベビー用品といった雰囲気の優しいブルーやピンクのものも多く、妊婦さんへのプレゼントに喜ばれること間違いなしです

プレシューズはサイズ選びがしやすい

ファーストシューズは赤ちゃんが歩き出すタイミングによってサイズ選びが必要ですが、プレシューズは早い段階から使えるものなので、あまり悩まなくて大丈夫です。

とくにソックス型のものを選べば、赤ちゃんが立ち上がる前から履かせることもできるので、長い間楽しんでもらうことができます。自分ではあえて買わないアイテムということもあるので、喜んでもらえるでしょう。

まとめ:赤ちゃんの足の成長を願うファーストシューズ

赤ちゃんがよちよち歩きを始めた頃から考え始めたい「ファーストシューズ」。赤ちゃんが元気に歩いたり、走れるようになるのをサポートしてくれる大切な靴です。

お店にいくとあれこれ並んでいて悩んでしまいますが、赤ちゃんの足の成長を考えると大切にしたいのは2点。

  • 足のサイズにピッタリとあうこと
  • 見た目よりも機能面がバッチリなこと

ファーストシューズデビューは親にとっては感慨深い瞬間ですが、赤ちゃんにとっては慣れない靴に戸惑うこともあるかもしれません。ハッピーな気持ちで歩く練習ができるように、出来るだけ歩きやすい靴を選んであげることを意識しましょう。

ライター情報
memorico 編集部
いいだあさと

アフリカ在住フリーライター、いいだあさとです。ルワンダという国に移り住んで早4年目。スポーツバカな夫&大食いな2歳の男の子と暮らしています。大人も子供も、異文化にもまれながら楽しく生活中です。ちなみに、ここルワンダはコーヒーが美味しいんです!
記事を通して、毎日の暮らしの中に隠れている「小さなハッピー」を見つけるキッカケを提供出来たらと思っています。あっという間に過ぎてしまうドタバタな子育て期間。できるだけ楽しいことや嬉しいことに目を向けて、一緒に楽しんでいきましょう!
趣味は写真を撮ること&日記を書くこと。最近はピラティスも始めました。

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