出産祝いのリクエストを聞かれたら?相手に失礼にならない答え方を解説
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「出産祝いは何がいい?」と聞かれたら嬉しい反面、相手にお金を使わせてしまうので気を遣いますよね。
中には、「どんな答え方をしたらいい?」「欲しいものが思いつかない……」と悩まれる方もいるでしょう。
そこで今回は、リクエストを答えるときのポイントや出産祝いの相場、おすすめの出産祝いを値段別にご紹介します。
出産祝いに何が欲しいかを聞かれ、どのように答えたらよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
出産祝いのリクエストを答えるときのポイント
最初に、出産祝いのリクエストを答えるときのポイントについて解説します。
- 欲しいものが思いつかないときは素直に伝える
- 相手が用意しやすいように具体的にリクエストする
- 予算がわからない場合は、相場を調べてアイテムを選ぶ
- リクエストが思いつかないときは消耗品を選ぼう
欲しいものが思いつかないときは素直に伝える
出産祝いのリクエストを聞かれて、欲しいものが思いつかないときは、その旨を素直に伝えて一緒に考えてもらうのもよいでしょう。
相手は本当に喜んでもらえるものを贈りたいと思いリクエストを聞いてくれているので、快く協力してくれるはずです。
また、相手が出産経験者なら、実際に使ったことのある便利なアイテムを選んでくれる場合もあります。
出産祝いのリクエストを答える際は、家に揃っているアイテムを伝えると相手もプレゼントを選びやすくなりますよ。
相手が用意しやすいように具体的にリクエストする
出産祝いのリクエストは、欲しいものを具体的に伝えましょう。アイテム1つとっても種類が豊富にある出産祝いは、希望しているものと贈られるものにずれが生じる可能性があるからです。
ネットショップでリサーチをして、メッセージと一緒に商品ページのURLを添付するのもおすすめです。リクエストをする際は、相手がプレゼント探しで悩まないで済むように配慮しましょう。
予算がわからない場合は、相場を調べてアイテムを選ぶ
リクエストするアイテムの金額は、出産祝いの一般的な相場内になるようにしましょう。相手の考えていた金額より高くなってしまうと、相手に負担をかけてしまいます。
できればリクエストをする前に、事前に予算を聞いておくとよいでしょう。直接予算を聞きづらい場合は、以下で紹介する出産祝いの相場を参考にしてください。
リクエストが思いつかないときは消耗品を選ぼう
初めての出産で何をリクエストしたらよいかわからない場合は、オムツやおしり拭きなどの消耗品や、スタイまたはタオルなどがおすすめ。
何個あっても困らないものを選べば、他の人からの出産祝いと被っても安心です。
すでに必要なものが揃っていたら、赤ちゃんが生後6ヶ月ごろから使い始める食器セットや、知育玩具などをリクエストするのもよいでしょう。
出産祝いの相場
出産祝いの相場は、相手との関係性によって異なります。一般的な出産祝いの相場は次の通りです。
- 親から子どもへ贈る金額:30,000円~100,000円
- 兄弟・姉妹が贈る金額:5,000円~30,000円
- 友人や知人が贈る金額:3,000円~10,000円
- 職場の同僚や上司が贈る金額:3,000円~10,000円
「出産祝い何がいい?」と聞かれたらこう対応しよう!
ここでは、リクエストを聞かれた際の対応の仕方について関係性別に解説します。
- 親には遠慮せず欲しいものをリクエストする
- 兄弟・姉妹には相手の立場に合わせてリクエストする
- 友人や知人にリクエストを聞かれた場合は予算に注意する
- 職場の人には身内とは違った気遣いをする
親には遠慮せず欲しいものをリクエストする
親からの出産祝いは、遠慮せずに欲しいものを素直にリクエストしましょう。
出産後はこまごまと用意しないといけないものが多く出費がかさむので、必ず活用する高価な育児アイテムを贈ってもらえると助かります。
出産祝いの相場に適うアイテムとして、ベビーカーやチャイルドシートなどが挙げられます。親が近くに住んでいる場合は一緒に買いものに行き、これらのアイテムを選ぶのもよいでしょう。
兄弟・姉妹には相手の立場に合わせてリクエストする
兄弟・姉妹には、ママ・パパの趣味や好みを伝えやすいですよね。一般的にベビー服やファーストシューズ、おくるみなど、赤ちゃんが身に付けるものがよく贈られる傾向があります。
赤ちゃんが生まれてすぐに使えるアイテムをリクエストするとよいでしょう。
兄弟・姉妹は会う機会が比較的多いと思うので、プレゼントしてもらったものを赤ちゃんが身に付けている姿を見せると、かなり喜んでもらえますよ。
ただし、相手の年齢や独身か既婚かによって、出産祝いの相場が大きく異なります。相手の立場に合わせて、負担にならない程度のリクエストをしましょう。
友人や知人にリクエストを聞かれた場合は予算に注意する
友人・知人にリクエストを聞かれた場合は、予算をしっかり確認しましょう。友人・知人の出産祝いの相場には幅があります。
相手が予定している金額より高いものをリクエストすると、場合によっては図々しいと思われかねません。
先に出産祝いを贈っている相手なら、同等の値段のアイテムをリクエストするとよいでしょう。
また、タオルやオムツケーキなどのようにサイズや種類、枚数によって価格に幅のあるアイテムをリクエストすると、予算のずれが生じにくいので安心ですよ。
職場の人には身内とは違った気遣いをする
職場の人からの出産祝いは、有志の人たちが連名で贈ってくれるケースがあります。有志の人数によって予算の総額が変わるので、予算や人数の確認をしましょう。
何名からのお祝いなのか聞きづらい場合は、人数に関係なく出産祝いの相場内でリクエストをするのが無難です。その後の関係性にも影響がでてくるので、内祝いの準備を忘れないように特に注意してくださいね。
金額別のおすすめの出産祝い
最後に、金額別のおすすめの出産祝いのアイテムをご紹介します。
- 3,000円~5,000円のアイテム
- 5,000円~10,000円のアイテム
- 10,000円~30,000円のアイテム
3,000円~5,000円のアイテム
オムツケーキ
赤ちゃんの必須アイテムであるオムツに、ベビーアイテムを華やかにデコレーションした「オムツケーキ」。
オムツのような消耗品は何枚あっても助かります。デコレーションアイテムの種類によって価格が異なるので、予算に合わせて選べますよ。
成長スピードが早い新生児は、オムツがすぐにサイズアウトしてしまう可能性があります。オムツのサイズは少し大きめを選んでおくとよいでしょう。
スリーパー
赤ちゃんをすっぽり包み込む「スリーパー」。かわいいデザインのアイテムが豊富にあるので、出産祝いに人気です。一般的にファスナーが前開きのデザインで、オムツ替えや着替えが簡単に行えます。
赤ちゃんが寝ている間もスリーパーが体を覆っているので、蹴り上げたりはだけたりして寝冷えする心配がありません。使用されている生地にはさまざまな種類の素材があるので、赤ちゃんが生まれてくる季節に合わせて選ぶのがおすすめですよ。
5,000円~10,000円のアイテム
ベビー食器セット
出産祝いの定番「ベビー食器セット」。出産後すぐには使えませんが、赤ちゃんの離乳食が始まると必要になります。
赤ちゃんが大きくなっても使えるベビー食器セットは、実用性がありメニューによって使い分けられるので便利です。
ベビー食器は赤ちゃんが触ったり直接口を付けたりするものなので、BPA・LEADフリーの素材だと安心して使用できます。
食洗機や電子レンジ対応なら、赤ちゃんのお世話で忙しいママにとって強い味方になりますよ。
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ベビージム
赤ちゃんが寝ころんだまま遊べる「ベビージム」。新生児期から長く遊べる知育玩具として人気のアイテムです。アーチ状のポールにさまざまなおもちゃが吊り下げられており、赤ちゃんの好奇心を刺激する工夫がされています。
カラフルでかわいいデザインやナチュラルな木製のものなど、豊富な種類の中からお家の雰囲気にあわせて選べます。赤ちゃんがベビージムに興味を持ってくれると、ママは家事を進めることができるので助かりますよ。
10,000円~30,000円のアイテム
スクロールチェア
生まれた日から大人になるまで使える「スクロールチェア」。どんなインテリアにも合わせやすく、シンプルで機能的なデザインのスクロールチェアは、出産祝いにおすすめです。
新生児のうちはバウンサーとして赤ちゃんを乗せられます。幼児期にはハイチェアとして。成長に合わせてダイニングチェアとしても使えるので、買い替えが不要です。
必須アイテムではないですが、あったら便利な大型の育児アイテムといえるでしょう。出産祝いに贈ってもらえるとかなり嬉しいですよね。
抱っこ紐
赤ちゃんとのお出かけで必須アイテムになる「抱っこ紐」。抱っこ紐があると赤ちゃんを抱っこしながらママの両手が自由に使えるので、家事や買いものなどがスムーズに行えます。
また、成長して体重が増え続ける赤ちゃんを抱っこしても、ママの腕や腰、肩への負担が軽減されます。最近ではデザイン性の高い抱っこ紐が多く、ママの好みにあわせて選べば、おしゃれに育児を楽しめますよ。
30,000円以上のアイテム
ベビーカー
赤ちゃんとのお出かけの際に大活躍する「ベビーカー」。赤ちゃんの荷物が多いときや買いもののときなど、ベビーカーがあれば本当に助かります。
赤ちゃんとのお出かけは荷物が多く、抱っこ紐だけでは大変なので、ベビーカーは必ず導入したいアイテムの1つです。
親からの出産祝いには、30,000円以上のベビーカーを贈られるケースがよくあります。
メーカーやブランドによって、ベビーカーの機能や重量などは異なるので、ライフスタイルにあったベビーカーをリクエストしましょう。
チャイルドシート
赤ちゃんを車に乗せる際に必ず用意しなけらばならない「チャイルドシート」。赤ちゃんの安全を守る大事なアイテムです。比較的高価なので、親からの出産祝いに選ばれる傾向があります。
チャイルドシートを選ぶ際は、車の形やサイズ、取り付け方が適応しているかどうかを確認する必要があります。また、性能や使用期間など、ママとパパの生活スタイルにあわせて選びましょう。
まとめ
今回は、リクエストの伝え方や出産祝いの相場、おすすめアイテムを値段別にご紹介しました。
出産祝いのリクエストをする際は商品名やサイズ、色などを正確に伝え、相手が準備をしやすいように配慮しましょう。この記事を参考に、贈る側・貰う側の両方が満足する出産祝いを選んでくださいね。
出産祝いを贈る側として相手にリクエストを聞きたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
この記事のライター
吉田英梨香
小学生と幼稚園児を子育て中のママライターです。子育てと仕事を両立させながら、子供たちの感性や表現力などを伸ばしていく手助けができるように、日々悩みながら試行錯誤しています。私は子供たちの「やりたい」を大切にするようにしていますが、つい「やりたい」を大切にしすぎて甘やかしてしまうこともしばしば……休みの日は、子どもと一緒にベランダ菜園や工作などを一緒に楽しんでいます。 育児に悩むママさんに寄り添った情報をお届けいたします。