子育て中の女性の働き方は多様!ライフもワークも諦めないパートタイマー直伝

子育て中の女性の働き方は多様!ライフもワークも諦めないパートタイマー直伝

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出産を経験して少し落ち着くと、「世の中のママの働き方が気になる」という方も多いのではないでしょうか。

これから必要になる教育費や子育てにかかる費用を考えると、夫婦2人で働けた方が心強いですよね。

筆者自身は妊娠後、

  • 1. 正社員
  • 2. 産休・育休の取得
  • 3. パートタイマー

と仕事を継続しながら、双子を育てています。

本記事では、ライフもワークも諦めないママの働き方をご紹介すると同時に、筆者自身が子育てと正社員の両立が無理だと判断した理由や、それでもママが働くメリットなどをご紹介します。

ライフとワークを両立する参考にしてください。

子育て・仕事の両立が叶う働き方

子育て・仕事の両立が叶う働き方
ママが働き方を検討する場合、どちらかを放棄するわけにはいきません。

子育てと仕事を両立させなければならないため、「どのようにバランスを取れば良いか」ということになります。

筆者が実際に採用した働き方を交えながら、具体的な手段を以下のパターン別にご紹介します。

  • パターン1:企業の制度を利用して正社員で勤務する
  • パターン2:子育てと仕事が両立できる職場・働き方に変える

企業の制度を利用して正社員で勤務する

子育てと仕事を両立する1つめの方法は、企業の制度を利用して正社員として勤務する方法です。

退職を検討する前に、「勤務形態を変える」ことができないか企業に相談してみましょう。

「時短勤務制度」で家事と育児の両立を図る

時短勤務制度は、所定の業務時間を削減して、家事・育児に時間的余裕を持たせる制度です。

3歳未満の子どもがいて、1日6時間以上働くママが対象になります。

  • 産前に1年以上の雇用期間があること
  • 短時間勤務でも仕事に支障がないこと

などの条件が付加されていることがあるため、直接企業に確認しましょう。

企業によっては、「短時間正社員制度」として募集をかけていることも。働くママのほか、介護をしたり学校に通ったりする方が利用しています。

1歳未満の子どもなら「育児休業」を利用できる

正社員として働き続けるなら、「育児休業」を利用しましょう。育児休業は、「介護・育児休業法」に基づいて取得できる制度で、1歳未満の子どもがいるママパパが対象です。

時短勤務制度と同様、「産前に1年以上の雇用期間があること」「休業後も継続して雇用の予定があること」などの条件があるため、企業に確認しましょう。

なお育児休業は、

  • 申請していても保育所への入所が決定しない
  • 配偶者の死亡や病気

などの職場復帰が難しい場合に、1歳6か月まで延長可能なケースがあります。

子どもの病気・ケガに利用できる「子の看護休暇」

子どもの病気・ケガに利用できる「子の看護休暇」という制度もあります。

子どもが元気なときは「預ける場所がある、見てくれる人がいる」というママに活用してほしい制度です。

就学前の子どもであることが条件で、子ども1人につき年間5日間取得できます。半日ずつ取得できるため、病院の付き添いや保育園の送迎などに便利です。

しかし以下の場合には半日の取得が不可能なことがあるため、企業に確認しましょう。

  • 時短勤務制度を利用している
  • もともとの勤務時間が4時間以下

「在宅勤務制度」が利用できれば家で働ける

企業や仕事内容によっては、「在宅勤務制度」が利用できることもあります。リモートワーク・テレワークとも呼ばれ、コロナ禍で可能になった企業も多いでしょう。

在宅勤務として代表的な職業は以下の通りです。

  • Webデザイナー
  • イラストレーター
  • ライター
  • プログラマー

在宅勤務は子どもの送迎や看病に即座に対応でき、通勤の必要がないため時間に余裕ができます。納期や期日を自分でコントロールできる方にはおすすめです。

子育てと仕事が両立できる職場・働き方に変える

子育てと仕事を両立する2つめの方法は、子育てと仕事が両立できる職場・働き方に変える方法です。出産を機に、思い切って転職するのもアリだと思います。

具体的にどのような働き方があるのかをご紹介します。

パートタイマーなら時間の融通が利く

パートタイマーなら、時間の融通が効くため子育て中のママにおすすめです。実際筆者は、パートタイマーとして働いて子育てと両立させています

パートタイマーは、勤務時間が短く残業がないため、未経験やブランクがある方でも働きやすい環境です。

筆者の職場では事前に申請しておけば、子どもの行事や振替休日に休みを取得できるため、「子どもに負担をかけてしまった」と落ち込むことはありません。

パートタイマーの求人は、ママや主婦向けの募集が多いことも魅力。採用後も、子どもの病気やケガなどに臨機応変に対応してくれる企業もありますよ。

派遣社員として派遣会社に登録する

子育て中の働き方として、「派遣社員として派遣会社に登録する」方法もあります。派遣社員として登録すると、派遣会社が紹介する企業で一定期間働きます

契約期間を迎えると働く環境は変わりますが、派遣会社が次の働き先を紹介してくれるため、自分で働き先を探す必要がありません

子どもが小さいうちは短時間勤務をしたり、大きくなったらフルタイム・残業なしで働いたり、子供の成長に合わせて働き方を柔軟に選択することができます。

在宅ワークなら保育園への送迎が必要ない

在宅ワークなら保育園の送迎が必要ないため、子育て中のママにおすすめです。

朝にバタバタしたり保育園へ行きたくないと泣かれたりすることもなく、ゆったりと仕事ができます。合間の時間で家事をこなすことも可能です。

しかし「子どもによる」というのが実際のところ。送迎の必要がなくても、昼間に子どもがいる環境で働くのは簡単ではありません。

慣れるまでは、「子どもが寝てから」「パパが面倒をみてくれるときに」など、効率的に稼働できる方法を模索する必要があります。

在宅ワークは、保育園に子どもを預ける必要がないため、保育料がかからない点もメリットです。

家庭の状況からママが働くメリット・デメリットを考える

家庭の状況からママが働くメリット・デメリットを考える
働き方に迷っているなら、ママが働くメリット・デメリットを考えてみましょう。

筆者自身が実際に働いて感じたことを、自分の家庭の状況と比較しながら確認してみてください。

ママが働くメリット

筆者は、娘達(双子)が1歳6か月に達したタイミングでパートタイマーとして仕事を再開しました。

生活に慣れるまでは目が回るような毎日でしたが、それ以上に感じたメリットをご紹介します。

  • メリット1:収入が得られる
  • メリット2:1人の「女性」として社会との接点を持てる

収入が得られる

なんといっても、働くことのメリットは、収入が得られることです。

働くまでは、「旦那に何かあったら家庭がまわらなくなってしまうのでは」という漠然とした不安がありました。

しかし「一緒に家計を支えている」という環境になると、その不安は払拭され、「子どもに何か買ってあげよう」「欲しいものができたからお金を貯めよう」と仕事のモチベーションが上がり、貯蓄の意識が高まったのです。

筆者は、自分で収入が得られることで、家計にも心にもゆとりを持つことができました。

1人の「女性」として社会との接点を持てる

ママが働いて1人の「女性」として社会と接点を持てることは、ママの自信につながります。

いまだにある「子育ては母親が行うもの」という考え方のもと家にこもっていては、自分の存在意義を感じることができません。

子どもは徐々に手がかからなくなるもの。家庭以外に必要とされる場所があれば、自分の存在意義を改めて感じることができるでしょう。

子どもにとっても、保育園や幼稚園などの「ママがいない場所」は学びの場であり、子どもを成長させるきっかけになります。

子どもがいない「職場の休憩時間」は、ママのリフレッシュの場になりますよ。

ママが働くデメリット

次に筆者自身が感じたママが働くデメリットをご紹介します。

以下に該当することを大事にしたい場合には、ママが働くことを慎重に検討した方がいいでしょう。

  • デメリット1:家庭や子どもの行事を最優先できない
  • デメリット2:周囲の協力なしにフルタイムで働くのは難しい

家庭や子どもの行事を最優先できない

筆者はパートタイマーとして働いていて、「時間の融通が効く」とご紹介しましたが、すべてが叶うわけではありません。「家庭や子どもの行事を最優先」とはいかないこともあります。

運動会や参観など外せないイベントのときは、事前に調整して連続勤務をすることもありました。子どもが挑戦したい習い事があるのに、自分が付き添えない曜日で諦めたことも。

できる限り自分の思い描く働き方をするためには、普段はできる限りの仕事をし、同僚と密にコミュニケーションをとっておきましょう。

「お互いさま」と寄り添ってもらえる環境作りが大切です。

周囲の協力なしにフルタイムで働くのは難しい

筆者は、周囲の協力なしにフルタイムで働くことは難しいと考えます。

子育てを応援してくれる企業なら、ママを支える制度や体制が整っていることがあるかもしれませんが、子育てをしながら正社員と同様の仕事をこなすのは困難です。

企業の支えだけではなく、「近くに祖父母がいて協力してくれる」「パパが夜の仕事で昼間は家にいてくれる」など、家庭の支えが得られるかどうか事前に確認しましょう。

残業や出張、子どもの病気に対応できる環境であることが、フルタイムで働ける最低限の条件です。

子育てをしながら働くためのポイント

子育てをしながら働くためのポイント
子育てと仕事を両立させるには、どちらも完璧を目指さない姿勢が大切です。

どちらも中途半端にというわけではなく、以下のように人に頼ることや自分をコントロールする術を身につける必要があります。

  • 周囲の協力を得る
  • 「自分の限界」を知っておく
  • 人と自分を比べない

周囲の協力を得る

子育てをしながら働くためには、周囲の協力を得ることを心がけましょう。職場の人間関係はもちろん、いざというときに祖父母の力が借りられれば心強いです。

筆者は、仕事の合間に家庭の話や自分の状況を交えて話すことを心掛けています。

「昨夜子どもの咳で起こされて」「寒がりだから上着を着せた」など、何気ない日常を話しておくと、いざお迎え要請が来た時や受診しなければならない時にスムーズです。

また祖父母が近くにいるなら、子どもの「緊急連絡先」を記載する時に一声かけておくことをおすすめします。

万が一の事態に気持ちよく協力してもらうためです。もちろん協力してもらったときにはお礼の言葉も忘れずに。

「自分の限界」を知っておく

子育てをしながら働くためには、「自分の限界」を知っておきましょう。自分の限界を知ることで、早めにSOSを出すことができます。

筆者の場合は、身体の不調も心の不調も睡眠をとれば整うことを知っているので、「〇時過ぎて身体が辛いから、〇〇の家事はお願い」とパパにバトンタッチしてしまいます。

子どもが大きくなってきた今は、「今日はたくさん働いたから〇〇を手伝って」と子どもを頼りにすることも。

ママは限られた時間ですべての家事をこなすのではなく、「あくまでも司令塔で良い」というのが筆者の考えです。

人と自分を比べない

子育てをしながら働くときに、人と自分を比べてはいけません。なぜなら「自分の限界」はそれぞれ違いますし、比べたところで何も解決しないからです。

「日々できることをコツコツとこなす」ことこそ、家事と育児を両立するポイントです。

「できるママ」「一生懸命なママ」を見て、自己嫌悪になる必要はまったくありませんよ。

慣れてくればできるようになるかもしれませんし、できなければ家族や家事代行に頼っても良いのです。

優先すべきことが分かれば子育て中の働き方が見えてくる

優先すべきことが分かれば子育て中の働き方が見えてくる
ご紹介した通り、子育て中の働き方は多様です。自分が理想とする働き方よりも、「何を優先したいか」を考えてみましょう

筆者はキャリアを継続したい気持ちがあったものの、「子どもに負担をかけている」という気持ちを抱えたくありませんでした。

正社員の場合、残業が必須になり、子どもが帰宅する時間にママが家にいることは困難です。よって定時であがれるパートタイマーという働き方を選択しました。

子どもから見て、「ママがママらしく楽しめる」のがベストな働き方なのかもしれませんね。

また、下記ページでは、双子ワーママの筆者が「子育てと仕事を両立するためのポイント」を解説。子育てと仕事を両立させるために工夫した点や、仕事復帰後のスケジュールなども紹介しています。こちらもあわせて参考にしてくださいね!

「子育てと仕事を両立するためのポイント」を双子ワーママが直伝!

よくある質問

よくある質問
子育て中の働き方として、よくある質問をまとめました。参考にして、ぜひあなたらしい働き方を見つけてください。

  • 子育てしながら働きやすい仕事にはどんな仕事がある?
  • 子育てしながら働きやすい会社ってどんな会社?
  • 子育てしながらママが働きやすい夫婦関係を築くためには?

子育てしながら働きやすい仕事にはどんな仕事がある?

以下の仕事は、求人数が多く子育てしながら働きやすい仕事です。

  • 一般事務
  • 軽作業スタッフ
  • コールセンター
  • 飲食店スタッフ

未経験でも積極的に採用している企業があるため、通勤に便利な自宅近くで探してみましょう。

子育てしながら働きやすい会社ってどんな会社?

子育てしながら働きやすい会社とは、ずばり「産後に復職した人が多い会社」です。

それだけ制度が整っていることが想定できますし、退職しなくてもライフとワークを両立できる会社といえるでしょう。

子育てしながらママが働きやすい夫婦関係を築くためには?

子育てしながらママが働きやすい夫婦関係を築くためには、積極的にパパとコミュニケーションをとりましょう。

体調不良や仕事の関係でパパを頼りたいときには、早めに子どもの予定を伝えておくことを忘れずに

積極的に家事・育児に関わってくれたときには素直に感謝の言葉を伝えましょう。ときにはパパを立てて、「ママを助けたい」という気持ちを引き出すのがポイントです。