【双子ワーママ直伝】子育てと仕事の両立は考え方を変えればうまくいく!

【双子ワーママ直伝】子育てと仕事の両立は考え方を変えればうまくいく!

日本では、制度が整いつつもいまだ子育てと仕事の両立を強いられるのは女性です。

2022年世界経済フォーラムが発表した、男女の格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」は、日本は先進7か国のうち最下位、世界146ヵ国中116位という結果でした。

しかしママも1人の人間。すべてを完璧にこなすことを目指すのではなく、「どうしたら楽になるか」を考えると、結果として「子育てと仕事の両立ができた」ということがあります

本記事では、ワーママとして双子の子育てをしながら、パートタイマーとして仕事復帰した筆者の経験や考え方、スケジュールをご紹介します。

子育てと仕事を両立したいママたちの参考になれば幸いです。

ワーママになった筆者が子育てと仕事の両立で悩んだこと

ワーママになった筆者が子育てと仕事の両立で悩んだこと
子育てをしながら仕事に復帰するとき、具体的に以下のような点で悩み、迷うことがありました。

  • 子どもの都合で動けないことがある
  • 家事に時間を費やせない
  • 自分に負担がかかる
  • 夫に夕食作りをお願いすることがある

慣れるまでは身体の負担だけではなく、メンタル的な負担が大きかったです。

もしあなたが見守る立場なら、是非「ママがSOSを言い出しやすい環境」を作っていただきたいと思います。

こちらでは、筆者が子育てと仕事の両立にあたって悩んだ上記4つの点について詳しくご紹介します。

子どもの都合で動けないことがある

仕事に復帰する前は、多くの場合ママは「子どもファースト」で動ける状況です。筆者も同様の環境にありましたが、双子を抱えて「とりあえず子どもの命をつなごう」と毎日「必死」でした。

しかしいざ仕事に復帰すると、自分がいなければ職場に迷惑がかかることがあるため、子どもの突発の事態に柔軟に対応することが困難になります。

本来親がすべき子どもの看病や通院の付き添いを、近くに住む祖父母に頼ったことがありました。

子どもの行事は事前に予測がつくものですが、病気ばかりは予測がつきません。

突発の事態に快く協力してくれる人がいれば心強いですが、小さな子どもは病気になることも多く、毎回とはいきませんでした。

休みを取るたびにつねに心苦しい気持ちが付きまとい、自分自身が苦しかったことを鮮明に覚えています。

家事に時間を費やせない

仕事に復帰すると、家事に時間を費やせないことも筆者の心を痛めました。生活に慣れるまでは、掃除や洗濯も中途半端。

そんな中途半端な状況を目の当たりにして、また自信をなくし自分を責めてしまうのです。

子どもが保育園で使う用具のネーム付けや用品準備、連絡帳の確認、記載など「名前のない家事」が増えたため、毎日掃除機をかけることは困難でした。

責任感が強いママほど、「完璧にできないこと」にストレスを感じ、自己嫌悪になります。助けを求められずさらに悪化をすると、「産後うつ」「子育てうつ」という状態に陥ります

自分に負担がかかる

筆者の家庭の場合、夫の帰宅が遅いことがありました。するとどれだけ夫が協力的でも、必然的に筆者の家事負担が大きくなります。

結局睡眠時間を削るしかなくなるため、慢性的な疲労を抱えて仕事に行き、仕事から帰ればまた山のような家事に追われる

それを繰り返せば、子どもの話を聞く余裕がなくなり、家庭から笑顔がなくなる・・・。笑顔がない家庭で育った子どもは、寂しさを抱えて大人になり社会に出ることになります。

暗い将来が容易に想像ができたため、筆者はパートタイムとしての働き方を選び、夫も早めに帰宅できる職場に転職しました。

夫に夕食作りをお願いすることがある

子どもが大きくなってきた今でも、夫に夕食の準備をお願いすることがあります。自分の仕事を終えて帰っても、子どもの受診に付き添うことがあるからです。

我が家では子どもが突発の病気のときはもちろん、「あのときに行っておけば」という後悔をしないために、皮膚科や歯科、眼科など日常の「ちょっとの違和感」で早めに受診をします。

実際に悪化する前に受診しておけば、仕事に穴を開けることも少なく済むからです。

夫は料理ができない人ではありませんでしたが、やはり仕事復帰後すぐは「要領よく」というわけにはいきませんでした。

今となっては慣れたものですが、仕事復帰直後は申し訳ない気持ちを抱くことがありました

こちらでは、筆者が子育てと仕事を両立するにあたって悩んだ点を4つご紹介しました。あなたの現状と重なる部分もあったでしょうか?

大事なのは、この「悩んだ点をどう解決したか」です。次では、筆者が子育てと仕事を両立するために工夫したポイントをご紹介します。

子育てと仕事を両立させるためには

子育てと仕事を両立させるためには
では実際に子育てと仕事を両立させるためには、どうしたらよいのでしょう。企業と家庭でできる工夫をそれぞれご紹介します。

  • 企業で利用できる制度はフル活用する
  • 両立のために家庭で工夫できること

企業で利用できる制度はフル活用する

企業で利用できる制度がある場合には、フル活用を目指しましょう。

「同僚に申し訳ない」という気持ちを抱くことがありますが、自分が協力できる立場になったときに精一杯恩返しすればよいこと。

子育て中は、自分がベストを尽くせるよう仕事ができる体制を整える時です。

産休・育休以外にも以下のような制度を備えている企業があります。

  • 短時間勤務制度:家事・育児のために、所定の業務時間を短縮できる制度
  • 育児時間の制度:1日に30分以上の休憩を2回取得できる制度
  • 子の看護休暇:子どもの病気・ケガに利用できる。子ども1人につき1年で5日間取得可能

育児時間の制度は、朝・夕方に取得されることがほとんどです。企業によっては、それぞれ独自の制度や条件を設けていることがあるため、事前に確認しましょう。

両立のために家庭で工夫できること

子育てと仕事を両立するためには、家庭で工夫できることを考えましょう。家庭は家族みんなで築くものですから、誰かに負担が生じると不安や不満のもとになります。

筆者自身は、日頃から以下のことを意識して行動しています。

  • 家事は必ず女性がするものではない
  • パパにも保育園の送迎をしてもらう
  • 家族みんなに協力を求める

家事は必ず女性がするものではない

子育てと仕事の両立をするためには、「家事は必ず女性がするもの」という考えを見直しましょう。

子どもにとってパパママが仲良く生活するのがベストであり、家事をどちらが担うかは重要ではありません

人間には必ず「得意分野」があるので、パートナーがどの仕事なら適当かを見極めましょう。

我が家の場合には、「何でも徹底的にやる」夫は週1回の水回り担当、「持続的に合格点が取れていれば良い」筆者は、料理担当です。

手が回らないときや時間が空いた時には、お互いできることをこなす姿勢を保っています。

しかし今の生活に慣れるまではイライラしたり言い合いになったりしたことも。パパは、「手伝ってあげる」という考えを改め、ママは「ありがとう」の言葉を忘れない心がけが大切です。

パパにも保育園の送迎をしてもらう

ママが子育てと仕事の両立をするためには、パパにも保育園の送迎をしてもらいましょう。

夫婦の助け合いという意味合い以外に、パパに送迎をしてもらうと、子どものイベントを意識したり、保育園のルールを把握することができます

「来月運動会がある」「発表会がある」などの話を耳にすれば、「仕事を休めるかな」「時間調整して出勤しよう」など、事前に検討することが可能です。

筆者の家庭では、週2回パパのお迎えの日がありました。

帰りにお菓子を買ってもらったり、寄り道したりすることがあったため、子ども達にとって「スペシャルな日」となり、保育園へ行く励みになったようです。

家族みんなに協力を求める

子育てと仕事の両立をするためには、家族みんなに協力を求めましょう。「自分でやった方が早いから」と仕事を抱えてしまっては、家族から覚える機会を奪ってしまいます。

はじめは手際が悪くイライラすることもありますが、時間が経てば貴重な戦力となりますよ。

パパだけではなく、子どもにも躊躇なく「仕事」を与えましょう。以下のお手伝いがおすすめです。

  • 自分の洗濯物を畳んでもらう
  • 翌日の準備を自分でしてもらう
  • 食事の際にお箸を並べてもらう
  • 食後は使ったお皿を流しまで運んでもらう

はじめは子どもが見ていないところで、やり直しやチェックを入れても良いでしょう。毎日のようにお手伝いを繰り返すと、失敗が減って子どもの自信になります

子どもは大人の「ありがとう」を期待しているため、失敗しても毎回忘れずに声を掛けてあげましょう。

筆者が職場復帰をした直後の1日のスケジュール

筆者が職場復帰をした直後の1日のスケジュール
筆者は週3回のパートタイムから職場復帰を果たしました。それでも仕事がある日は、朝から晩まで動いていたため、夜にはぐったり。

仕事の感覚はすぐに取り戻すことができましたが、育休中の生活で鈍った身体をまた仕事モードに戻すのには時間がかかりました

5:00ママ:起床。身支度を整える
5:20ママ:朝食の準備。子ども達の持ち物をチェック
6:00子ども・パパ:起床・朝食
ママ:朝食。1度目の洗濯機をまわす
6:30パパ:食器洗い、掃除機をかける
ママ:夕飯の下ごしらえ
7:00ママ:洗濯物を干して、愛犬の散歩
パパ:出社
7:30ママ・子ども:身支度を整えさせる
8:00ママ・子ども:保育園へ送っていく
8:30ママ:職場へ到着、仕事
15:30ママ:仕事終了後、保育園へお迎え
16:00ママ:帰宅後、連絡帳の確認と子どもの水筒やお箸などの洗い物
16:30ママ・子ども:愛犬の散歩
17:00ママ:洗濯物を片付け、夕飯の準備
18:00ママ・子ども・パパ:夕飯。パパが遅いときは2人で
19:00ママ・子ども:お風呂。2度目の洗濯機をまわす
パパ:食器洗い、お風呂掃除
20:00子ども:就寝
21:00ママ・パパ:洗濯物を干す。リフレッシュの時間
22:00ママ・パパ:就寝

筆者は、育休から仕事復帰するにあたって、下記のポイントを工夫することで子育てと仕事の両立をはかりました。

  • 工夫ポイント1:子どもとの時間は量より質を重視する
  • 工夫ポイント2:家族に自立を促す
  • 工夫ポイント3:面倒な仕事を翌日に持ち越さない

工夫ポイント1:子どもとの時間は量より質を重視する

1つ目の工夫として、筆者は子どもとの時間は量より質を重視するように心がけました。

お互いに「いつでもいる」存在から、「必要なときにいる」「ピンチのときに助け合える」存在を理想としています。

生活に慣れるまでは子どもが不安定になるため、寝る前のハグはしばらく続けました。大きくなって、ここ最近は嫌がられることもありますが、子どもの「避難基地」になれるよう努力しています。

もちろん、ある程度の時間を確保しなければ、大人に心の余裕が生まれません

そのために買い物はネットスーパーを利用したり、ときには夕飯をテイクアウトしたりと自分自身にも目を配るようにしています。

工夫ポイント2:家族に自立を促す

2つ目の工夫として、家族に自立を促すことを心がけました。

夫婦2人暮らしだったころは、それぞれ「できる人がやれば良い」生活で成り立っていましたが、子どもが増えると、「自分のことは自分で」に加えて、「子どものフォロー」が必要不可欠です。

もちろんパパだけではなく、筆者は子どもにも早くから「自立」の意識を持たせることは必要であると考えます。

子どもに「自立」というと厳しいことのように聞こえるかもしれませんが、「自分で自分のことをする」だけでとくに子どもが負担を感じることは少ないでしょう。

「翌日に着る服を出しておく」「乾いた服をしまう」「翌日の準備をする」これだけのことでも、毎日の生活で習慣化すれば親子ともに楽になります

もし子どもが忘れ物をしても、人のせいにすることがなくなりますよ。

工夫ポイント3:面倒な仕事を翌日に持ち越さない

工夫すべきポイント3つ目は、面倒な仕事を翌日に持ち越さないことです。日頃から先回りするくらいの気持ちで行動すると、結果として時間を作ることにつながるからです。

筆者は保育園から提出期限が先の書類を預かった際には、可能な限り翌日に提出するようにしていました。すると提出を求めた側も気持ちが良いですし、万が一不備があった際に訂正する余裕があります。

自分だけでは解決できず忘れてしまいそうな書類や仕事は、アプリを活用して夫婦で共有するのもおすすめです。

洗濯においても同様の考え方です。筆者の場合、1日に2回洗濯をしています。単純に1度だと量が多いという理由もありますが、朝・夕に分けることで、朝の負担を減らす意味もあるのです。

辛いときは人に頼るのも悪くない

辛いときは人に頼るのも悪くない
子育てと仕事を両立するためには、使える制度を利用して同僚、家族に頼りましょう。両立をするには、ママが「すべきこと」を減らすことがポイントです。

時間的なゆとりができれば気持ちに余裕が生まれるため、短時間で良い仕事ができ、子どもと密な触れ合いをすることが可能です。

筆者は自身の仕事が休みのときでも、子ども達を保育園に預けたことが何度かあります。

メンタル的に辛かった時期で、保育園の先生も「たまにはママが休む時間を作っていいんですよ。」と言ってくれて涙が出ました

これらの経験を経て、筆者は「子育てが落ち着いて、自分の生活に時間的・メンタル的余裕ができたときに、きちんと社会に還元できればそれで良い」と考えます。

「家族の元気のもと」となる、「ママの元気」を維持できるよう工夫して生活しましょう。

ライター情報
memorico 編集部
青空太陽

【資格:病院勤務 診療放射線技師】
小学生の双子を育てながら、Webライターとして活動中。
双子の乳幼児期の度重なる入院・手術の経験、自身が持つ医療系国家資格を活かして、
多胎児の育児・障害児の育児についても分かりやすく発信できたらと思っています!
最近はまっていることは、調理家電をフル活用した料理とゲーム、家庭菜園。
子供達も野菜同様、まっすぐ素直に味わい深く育って欲しいと願う今日この頃です。

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