布おむつ育児のメリット・デメリット|ダブル使いで良いとこ取り!

「布おむつ育児って、なんとなく良さそうだな」と気になりつつも、
布おむつってとにかく大変そう…
これ以上子育てに手間をかけるのは無理だよ…
と、尻込みしている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、2年間現役で布おむつ育児をしている筆者が、メリット・デメリットを説明します。さらに赤ちゃんだけでなく、大人もハッピーになれる布おむつの簡単な取り入れ方もご紹介します!

布おむつのメリット

布おむつが気になりつつも、具体的なメリットがよく分からない方もいるかもしれません。実際に2年間布おむつ育児をやったことで見えた、良いところをご紹介していきます。

布おむつのメリット1:お財布に優しい

布おむつの場合、最初に必要最低限のグッズを買いそろえてしまえば、買い足すものはありません。毎週のように紙おむつを買いに走ることがなくなり、お財布も一安心です。

我が家の場合、布おむつ育児を考えるに至ったキッカケは、紙おむつの消費量に驚いたことでした。

産院でもらったおむつや、事前に準備していたおむつが一瞬で終了。1日に10回以上おむつ替えをしていた頃、これはおむつ破産しそうだ!と焦って、布おむつへの切り替えを考えるようになりました。

布おむつのメリット2:お肌に優しい

布おむつは、汚れたらすぐに取り換える必要があります。少し手間ではありますが、常に乾いたパンツを履いているというのは、衛生的であり、お肌に優しいといえます。

正直「赤ちゃんにとっては紙おむつでも布おむつでも違いはよく分からないんだろうな」なんて思うこともあるかもしれません。しかも企業努力の賜物である紙おむつは、吸収力やフィット感など日々改良されています。

でも自分に置き換えて考えると、汚れた下着で過ごすより、綺麗な下着の方が気持ちが良いですよね。そう思ってからは、できるだけ布おむつの時間を増やしてあげようと思うようになりました。

布おむつのメリット3:環境に優しい

布おむつを始めて驚いたのですが、布おむつ育児にするとゴミがかなり減ります。我が家の場合、ごみは使い捨てのおしりふきだけ!

紙おむつだけで対応していた新生児の頃は、1日に10回以上おむつ替えをしていたこともあり、使用済おむつがどんどん溜まっていました。ゴミの日が待ち遠しいくらいの量。

最近話題の「サステイナブルな暮らし」。便利なものは有難いけれど、ゴミになるものは出来るだけ避けたい。

自分に出来る範囲で環境問題に取り組みたい。そんな考えの方には、とくにマッチする布おむつ育児です。

布おむつのデメリット

布おむつ育児が気になりつつも、踏み切れないでいる方も多いと思います。ただでさえ赤ちゃんのお世話でてんやわんやしているというのに、さらに手間を増やすというのは心配だという気持ちもよく分かります。

実際に2年間使い続けてみて実感した、デメリットをご紹介していきます。

布おむつのデメリット1:初期投資がかかる

布おむつ育児は、長い目で見るとコストカットになるのは間違いありません。ただし、始める時に一式買いそろえるので、初期投資が痛い出費。

我が家の場合、最初にそろえたのは下記の3点。

  1. 布おむつ    30枚分 約4,000円
  2. 布おむつカバー 6枚  約1,500円
  3. バケツ         約100円

最初にかかった費用は約5,600円紙おむつの大袋3、4パックが買えると思うと、結構な出費ですよね。

でも、逆をいうと紙おむつ3,4袋分のコストで、おむつ卒業までカバーできるということでもあります。

わたしの場合「初期投資だけは取り返そう」と計算したことが、続けるモチベーションにもなりました。そして1か月くらい経つ頃には「手間」が「当たり前」になっていました。

布おむつのデメリット2:小まめなおむつ替え 

吸収力を誇る紙おむつと違い、布おむつはただの布。一度濡れたら、すぐに替えてあげる必要があります。

「手間が増えるのではないか」と不安になる方もいるでしょう。実際にウッカリしていると、おむつカバーを超え、ズボンまで湿ってきてしまうので、スピード感は必要です。

産院では、紙おむつでもすぐ替えることが推奨されていました。さらに、息子の場合、少し濡れただけでも「替えてくれー!」と大騒ぎだったので、生後数か月の頃はかなり頻繁に替えていました。

現時点で、小まめに替えている場合は、実は布おむつに切り替えても大変さは変わらないかもしれません。

布おむつのデメリット3:避けられない毎日の洗濯

布おむつは、汚れたら洗濯しなければいけません。慣れてくればなんてことないものの、紙おむつの簡単さと比べると、やはり手間。

基本的な流れは、赤ちゃんが排泄するたびに布おむつを交換して、流水で軽くゆすぐ。石鹸水などを入れたバケツに、汚れた布おむつを溜めておき、後から洗濯機で洗う。

排泄の間隔が少しずつ空いてくると、ラクになってきますが、最初の頃は1時間に1,2回替えるのは当たり前。1日に15枚近い布おむつを使うので、基本的に毎日洗濯機を回すことになります。

とはいえ、赤ちゃんとの生活が始まると同時に、ガーゼなどの布物や汚れたお洋服など、洗濯機を使う機会はぐぐっと増えるので、その一つと思えば、そこまで大変ではありません。

布おむつと紙おむつ。どちらがメリットが大きい?

ここまで布おむつ育児のメリットとデメリットをご紹介してきました。布おむつって色々な面で良さそうだけど「でも手間が増えそうだなぁ」というのが正直なところでしょうか。

我が家の場合、生後3か月の時に導入してから2年間布おむつを使う生活をしていますが、そんな中で見えてきた「本当のメリット」をご紹介します。

赤ちゃんは、布おむつも紙おむつも快適

「布おむつが良いか、紙おむつがいいか」大人はあれこれ考えてしまいますが、赤ちゃんからするとあまり気にならないのかも。

一つの理由として、産院にて「おむつはすぐに替えてくださいね」と教わるから。紙おむつでも布おむつでも、すぐに替えてもらえるなら、どちらでも気持ちがいいはずです。

もう一つの理由は、小さいうちは、肌の感覚があんまりなさそうだから。足の裏をくすぐっても反応がない時代は、紙おむつでも布おむつでも気にならなそうです。

汚れたらすぐに替えてもらえて、肌の感覚があまりない赤ちゃんからすると、正直こだわりはないと思います。

親は、布おむつの方が幸福感を得やすい

「赤ちゃんはどっちでも良いんだろうな」と思うわたしですが、少しだけ手間の増える布おむつ育児を続けています。

あえてそうしている理由は、単純に「自分がしたいから」。最初は金銭的な理由が大きかったのですが、始めてみたらすごく心地が良い育児だなと感じたのです。

こだわってお世話をしてるという実感

2年間布おむつを続けられた1番の理由は「ちょっと良いことをしている」という親のハッピーに繋がっているから。良いと言われる子育て方は沢山ありますが「1つはやっている」という満足感。

カラフルな布おむつカバーに、綺麗な布おむつを重ねる時。たくさんの布おむつを洗って、洗濯物干しにかけ終わった時。

そして、布おむつをつけている子供を見たとき。紙おむつよりも分厚いから、ぽってりとしたおしり姿になってかわいいんです!

小さなことではありますが、日々の暮らしの中で、経済的にも、子供にも、環境にも「ちょっと良いことをしている」というワクワク感がもたらされます。

こればかりは、汚れた紙おむつをぱぱっと片付けて、ごみ箱にぽいっと入れる作業からは感じることのできない、ほっこりとする瞬間です。

サステイナブルな暮らしにつながる喜び

布おむつにしてびっくりしたのは、ゴミの量が圧倒的に減ったこと。

最近「エコな暮らし」「サステイナブルな生活」が話題です。お店の使い捨て割りばしがプラ箸に変わったり、お店のビニール袋が有料になったりと、目に見える変化も増えてきました。

布おむつ育児は、ゴミを減らすという点で大きな効果を発揮します。毎週のゴミが1,2袋減るイメージでしょうか。

更に「ラクだから使い捨てのおむつを使う」のではなく「少し手間がかかってもゴミにならない方を積極的に選択している」という、気持ちの面でも嬉しさに繋がります。

エコバッグを持ってお買い物に行くのと同じで、少しの手間が何かに繋がるなら。そんな気持ちになれる布おむつ生活です。

布おむつ&紙おむつのダブル使いでメリットを良いとこどり!

手間の部分は少し気になるけれど「ちょっとだけでもやってみようかな」と感じている方向けに、ご紹介したいのが「布おむつと紙おむつのダブル使い」です。

無理に100%やろうとするよりも、ちょっとだけでも取り入れてみることが長く続けるコツ。特に布おむつは長く続けることでコストカットに繋がります!

布おむつは最低限の準備で始めよう

2年間やってみて分かった「必要最低限の始め方」は、とってもシンプルでした。

「布おむつ」「布おむつカバー」「バケツ」の3つだけ。特殊なものはいりません!

インターネット上では色々な商品が紹介されていますし、セットだと目玉が飛び出そうなお値段がついていたり。全然コストカットにならないよ!という物まで出てきます。

便利グッズなども、ある程度布おむつ育児をやってみて、グレードアップしようと思ってからで大丈夫。まずは最低限から始めてみましょう。

おすすめの布おむつの始め方:週末だけ

布おむつに切り替えてすぐは「おむつ替えの頻度」が上がる可能性があります。だからこそ、夫婦共にそろっている、人手のあるタイミングから始めるのがオススメです。

慣れてしまえばなんてことないですが、丸めて捨てるだけの紙おむつよりは手間が増えるのは事実です。特にうんちの場合は、ある程度綺麗に落としておきたいですしね。

ただでさえ大変な赤ちゃんとの生活に、おむつ替えの後にトイレ・洗面所での作業が追加される。だからこそ、お父さん&お母さんの両方がいるタイミングで始めてみるのが良いと思います。

おすすめの布おむつの始め方:家の中だけ

布おむつで外出をしようとすると、荷物が増えて大変です。紙おむつと違い「帰りは荷物が減る」のではなく「帰りは荷物が重くなっている」ということになるからです。

小まめに取り換えなければいけないという点と、汚れたものを持って帰るのが大変という観点から『外出時は紙おむつ、自宅では布おむつ』のコンビネーションが、布おむつの取り入れやすい方法です。

無理のない範囲で、紙おむつと布おむつを使い分ける。そんなダブル使いで、両方のメリットの良いとこ取りをしてはいかがでしょうか。

まとめ:布おむつはメリットが沢山。小さく始めてみよう。

布おむつ育児をしている経験を踏まえて、メリット・デメリットをご紹介してきました。

単純に比較すると、紙おむつの方がラクなのは言うまでもありません。それでも、布おむつ育児には赤ちゃんだけでなく、親までハッピーになれるメリットがたくさんあります。

どんなことでもそうですが、最初からカンペキにやろうとするとくたびれて息切れしてしまうもの。気合を入れすぎるのではなく「半日からやってみようかな」くらいのゆるさで、布おむつを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

慣れてくると、手間よりも日々の中の小さな幸せの方に目がいくようになります。そこまでいけば、何で悩んでいたんだろう?という気持ちになるはずです。

せっかく気になっている布おむつ育児。毎日のおむつ替えを「ちょっと良いこと」に替えるべく、小さく始めてみませんか。

ライター情報
memorico 編集部
いいだあさと

アフリカ在住フリーライター、いいだあさとです。ルワンダという国に移り住んで早4年目。スポーツバカな夫&大食いな2歳の男の子と暮らしています。大人も子供も、異文化にもまれながら楽しく生活中です。ちなみに、ここルワンダはコーヒーが美味しいんです!
記事を通して、毎日の暮らしの中に隠れている「小さなハッピー」を見つけるキッカケを提供出来たらと思っています。あっという間に過ぎてしまうドタバタな子育て期間。できるだけ楽しいことや嬉しいことに目を向けて、一緒に楽しんでいきましょう!
趣味は写真を撮ること&日記を書くこと。最近はピラティスも始めました。

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